映画「キングダム-運命の炎-」原作編集19
キングダム編 第125話
#「距離」
飛信隊が遂に馮忌親衛隊と戦闘を開始した。隊長の信が自ら下馬して剣を振るうも、親衛隊の力は強かった。そこで副将・渕さんが伍長達に命じて更に伍を合わせた集の組で敵と戦う戦術を取った。
親衛隊の一人Bが百人如きに手間取るとはと苛立っていたが、親衛隊隊員Aは凄腕な部を持つ者(信)がおり、集団で戦う術を知っている者達の百人はここまで突破しただけはあると一応誉めた。
が、ここまで来させたのはわが軍の恥であると激昂し、親衛隊隊員Aはこの百人は細切れにして我等の恥を雪がねばならんと殺気ムンムンであった。
その趙右軍の様子を本陣で見ていた軍師・趙荘は、奇襲部隊はこれで終わったと安心する。改めて配下の馮忌の戦術能力の凄さに感心しながら、馮忌を甘く見すぎだと秦本陣にいる王騎将軍に突きつける。当の王騎は尚も趙右軍を見据えていた。 趙右軍は秦左軍を圧倒し、軍全体の三割まで秦左軍は壊滅していたのだった。⇒もう、軍として保てないでしょう。。壁千人将は無事かな??
王騎の最後の矢として放たれた飛信隊は馮忌親衛隊と死闘を繰り広げていた。伍長達の疲労は限界に達し、敵は強い。だがしかし、彼らは戦えた。
俺たちの隊長・信が敵を斬る度に力が漲ってくるんだぁ!!! 伍長達は隊長の信の奮戦振りを目の当たりにしては限界の身体を奮い立たせた戦っている。親衛隊隊員Aも尋常ならずの飛信隊の戦いに目を見張る。若い隊長の小僧の戦いが完全に部隊の精神的支柱となっていることに注目しながらも、このまま戦えば消耗して倒れると目星をつけていた。⇒陣頭に立てば王騎軍は鬼神と化す王騎将軍の武威に信が近づいているようです!!!
戦いの中で伍長の一人・魯延がなにやら渕副長に話をしている。何か悟った渕副長は隊長の信を呼ぶ。
改変:戦いの最中、有義は何か思いつき、信に相談する。
こちら趙左軍の公孫竜将軍の部隊では趙全軍をまとめていた。既に趙軍優勢になりつつある戦場で、予備の万極将軍の部隊も前進していた。 部下に公孫竜が話す。兵器にも殺傷範囲があるように、将軍達にも距離があると。その距離内で将軍の力は発揮される。
渉孟と万極は敵の目前まで、
兵法を扱う自分、公孫竜と李白は敵三軍まで、
軍師たる趙荘と馮忌は敵全体まで距離を覆う。
しかしと公孫竜は、あそこは馮忌の距離から外れていると言う。その馮忌は秦右軍の崩壊を眺めていた。前進してきた騎馬隊の軍長を趙兵がしとめ、千余騎の掃討の目星がついた。⇒干央軍長がぁああああ。。(。>0<。)。
歯ごたえ無き敵をつまらなそうにフンと言った馮忌は、奇襲隊が散りじりで半数まで減ったと聞いて終わったなと感想を述べる。
と こ ろ が ・ ・ ・
本陣の側まで肉薄してきた一隊があった。
汗だくになっている伍長達、それを率いてきた馬上の信と後に乗っている姜廆の飛信隊であった。
完璧な戦術をしてきた筈の馮忌と趙右軍に動揺が走る。
quotation:義風捫虱堂「戦う者に道が2つある。勝利と、死と!」080904
キングダム 第126話
#「精兵部隊」
馮忌本陣の横に突如現れた飛信隊。本陣の兵は横撃して来た小隊の出現に驚きまくる。しかし、迎撃していた飛信隊は依然として交戦中であった。馮忌は小隊が二つに分けて此処まで来たことを知る。
汗だくの馬上にいる信、後に乗っている姜廆、それに続いている伍長達は敵本陣を見据える。尾伍長が姜廆副長に敵の数を問うと、二、三百人と答えをもらう。竜伍長が三百人を口にするが、沛伍長は攻め込む側には百五十人、縦に十五の横に十列だからと十列が相手だと答える。尾伍長がそれなら行けるとやる気を奮い立たせる。
彼らを此処まで来させた者達。。。
親衛隊との戦闘で奮戦していた飛信隊副長・渕は魯伍長の言を容れて隊長の信に隊を分けることを進言する。
改変:有義が隊長の信にこのままではいかんと隊を分けることを進言する。
精兵部隊と囮部隊に分ける、この作戦に信は囮部隊が全滅するぞと吼えるが、渕、有義、有カクは怯まない。構いませんと厳しく告げる。 半数以下となろうとも馮忌の首級を挙げれば飛信隊の勝利になる、そのためならば私たちは喜んで抑え礎になると信の決断を促す。⇒おお、愛する我が子が村で待っているのに、すっかり戦士の貴方に涙が。。。(。>0<。)
渕の決意に呆然とする信に更に一押しする人が…。 信の初陣の伍長だった澤伍長が勝たなくてはいけない戦い、我々もそろそろ限界だから精兵部隊が此処を突破すれば離脱するからどうか行ってくださいと優しく言う。 渕副長はそれが虚勢であるが、信の元伍長として信の心に決断を促せたことに感謝する。
遂に決断がついた信は直ちに動ける伍長を引き連れて親衛隊突破を図る。隊を二つに分かると即座に理解した全ての伍長達も作戦に同意する。信は姜廆を探すと、伍長の一人からあそこだよと教えられる。
なんと姜廆は親衛隊中央に迫り、隊長の首を斬り飛ばしていたのだった。隊長の首を斬り飛ばした小さい副長の剣技に疲れた飛信隊には何よりのサプライズな激だった。魯伍長もなんともでっかい置き土産をもらったと答えるように、囮部隊には大きな生還の兆しだった。
騎馬の信を見つけた姜廆が後に飛び乗る⇒ ( ̄ー ̄)ニヤリ カップリング戦士万歳 信は後に残る囮部隊を率いる渕副長に逃げ切れと厳命し、絶対にまた会うぞと誓って精兵部隊を率いて敵中突破を図る。渕副長が御武運をと手を組み、見送る。⇒嗚呼、死亡フラグを何とか避けて欲しいナァ。。。 囮部隊が精兵部隊のみちをきりひらき、精兵部隊は親衛隊の突破に成功したのだった。
敵本陣までたどり着いた飛信隊精兵チーム30名。各伍長達は息を整え、信は姜廆の呼吸を問うと、大分戻ったと聞こえ、戦闘準備は整う。
前田慶二郎「さあ、誰が皆朱の槍に相応しいかしかと見せてもらおうか!」
信「行くぞてめぇら、王騎将軍が序盤戦で最重要といったこの戦いを俺たちの手で終わらせるぞ!!」
寡兵で本陣に突っ込む無謀さを呆れつつも迎撃する超右軍本陣の兵士たちであったが、将軍馮忌のみが奴等はここまで来ると踏んでいた。
信たちは本陣に入った。 戦場で起こった人の常識を超えた力、敵に此処まで迫られたのは正直初めてだと述懐しながら、たまにはこういく戦も悪くないと信たちを見ながら馮忌が不敵に薄く笑っていた。
quotation:義風捫虱堂「戦う者に道が2つある。勝利と、死と!」080913
原作では魯延さんの献策だったのを、有義に代えてました。
おそらくこの後を考えた監督の改変なんでしょうな。。。
映画「キングダム-運命の炎-」
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