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第38話 杏はうまい まつのした

唐入り

 

 秀吉が朝鮮出兵唐入りのために諸大名の軍勢を名護屋に集める。名護屋では諸大名を芸事に会する。

 軍議が始まり、半島侵攻が予想以上に進んでいると三成たちが報告する。座にいる大名達の殆どがその勝利進軍を喜ぶ。秀吉も喜ぶが家康はどうも不安が残っていた。

 その時に、横から声が出る。殿下は狐に誑かされたと浅野長政が諌言をする。癇にさわる秀吉が太刀を抜いて切ろうとした。慌てて皆が止めようとする前に家康が前に出て言上する。

 浅野殿は言って聞かせますからお怒りをお鎮めください、家康がなんとかいたしますと。暫し睨んだ秀吉だが太刀を放り投げて止める。事なきを得た。

 夜、酒を茶阿と酌み交わしながら朝鮮での戦いを話し合う。兵力で押しつぶすだけが戦ではないと百戦錬磨の大大名はどうにも上手くいきすぎて不安が拭えない。

 次の日、半蔵に命じて名護屋に戦の現況についての書類を調査させる。 す る と・・・

 やはり半島での戦況は思わしくなく、海では大砲を積んだ朝鮮の水軍で兵糧を運べずにいた。また、兵糧が届かず半島の上陸軍が飢えと寒さで苦しんでいる。半島の寒さは日本の秀は無いとも。

 三成に問い詰めるとやはり半島の戦は思わしくなかった。

          

 戦の最中、大政所が亡くなる。北政所は自分のせいだと秀吉の苦労行いに責めていた。秀吉に北政所はお前さんが一番天下で知恵ある人だから私も付いていった、でも今はそう思えなくなったとこぼす。

 家康も半島の戦は止めるように言う。それでも秀吉は諦めきれずに静止する家康にその気になればいつでも潰せるぞと脅す。 だが家康は猿、と嘗ての呼び名を出して昔のお前ならそんなこと言う必要もなかったわと恐れもしない。 目を覚ませ猿と家康。

 色々な人達の声がようやく届いたのか、秀吉は明と和議を結ぶことにした。三成達にもお前達は現場で精一杯やったと労う。

 和議を決っすると軍議は散会したその時、大阪から早馬がきた。

 書状を読んだ秀吉は笑いが出る。如何成されましたかと家康が問うと、秀吉は子ができたと言って更に笑い出す。

 

 

 

 

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なんか足りないのよね。。。

 

淀が子供を産む時に戦が始まるって感じにストーリーが描かれている気がする。

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