「どうする家康」総感想前編
「どうする家康」で最高の戦略家
徳川家康はあえて二番、
武田信玄 否
織田信長 否
豊臣秀吉 否否
第一位は今川義元!!
疑問に思う方は記事の文言をよく読まないか、戦略の極を知らないかです。
最“強”ではない、最高の戦略家です。
最高の戦略とは相手がそれとはしらずにこちらの流れに呼応、引き寄せられている流れに尽きる。鼓腹撃壌こそ最高の戦略。故に「どうする家康」でそれを描いたのは今川義元しかない。
三河の大名であるにもかかわらず松平元康は義元が討ち取られても尚駿府に帰ろうとしたことが何よりの証左。
海老すくいの酒井、知恵者の石川の説得と劣勢の情勢で漸く今川に反旗を翻した。どれかひとつでも欠けていたらあの元康だったら駿府に戻ろうとしただろう。
ドラマでは見込みがあると義元は竹千代(元康)に教育を施したのだろう。
だがそれでも戦国大名の今川家当主とすれば善意であろうが悪意であろうが隣国の大名を従わせる必要があるのは家のために必須の技が求められる。
その努力が殆ど報われてこないのが戦国時代であり織田、武田でさえそれを克服することは出来なかった。
そうだからこそ戦国大名として隣国の大名をあれほどまで心中の虜にできるのは凄いと言うほか無い。
その後の信長、信玄、秀吉は武威にものを言わせて屈服させていた(家康はそう感じ取っていた)のだから。 正に王道の義元、覇道の二信一秀と言えよう。
家康が王道にあれほど拘ってきたのは最も長生きの戦国大名に今川義元の薫陶に他ならない。古代中国でも後漢の儒教教育が血を流さない帝位禅譲を生みだしたという学者もいる。
ヾ(≧へ≦)〃現実の世界でここまでできる戦略家が日本にも欲しいわ。
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