キングダム 第二十話
信!中華一番!!
#「楊端和」
牢にぶち込まれた信達。脱出するため牢の格子を歯で噛み砕こうとする信だが固くて失敗する。格子を開こうとして貂が頭突きをかますが、間に頭が挟まってみんなが逆に助ける有様。。。 その騒ぎを聞きつけた山民族の巨漢(信が殴った巨漢)が来た。男は笑いながら横を指差す。信達がそちらを見ると、骸骨がいくつもつながれた縄が垂れ下がっていた。俺達もああなるって意味かと思う信。巨漢は直ぐに去った。
夜、壁は断崖に面して少ない道には何重もの門が構えていて警戒が厳重、岩の中に人がいるのかすらわからないと言って脱出が容易ではないと思い知っていた。話が違うと信が毒つくと、壁は我らは山の民について考えを改めねばならんと省みる。私は彼らから犬戎を思い出すと言って、信達もその話を聞こうとする。
今から526年前、280年間君臨していた周王朝が申侯の反乱に敗れた
。
しかし、実際は犬戎なる山民族軍によって敗退させられたのだと。
信は中華の盟主国が山民族に滅ぼされたのかよと驚いた。壁は私も野人に国が陥落できるわけがないと思っていたが、ここを見て考えを改めたと吐露する。 彼らの力は本物だ、天然の要塞を活かした知恵と技術を持つ人々が秦の後ろでひっそりといるとは背筋も凍る思いがすると山の民の実力を認める。
山民族侮りがたしと思っていた三人のいる牢へ矛を持った山民族が群がってきた。信は矛を刺して来たら足と縄で受け止めるぞと言うが、相手は弓まで持ってきていた。矢で狙われ、畜生とつぶやく信。変な声で叫んだ族人が矢を放った。
しかし、その矢は信の頭の上に刺さり、族人たちは昼間の巨漢のおかげで追い払われた。あいつが助けてくれたのかと思っていた信に隊長格の仮面の男が話しかけてくる。
タジフは王の命令だから守っただけだと言っていると。仮面の男は山の世界、平地の世界、境界はあって無いようなものだが付近ではいろんなことが起り、あの連中は家族を平地の民に殺された者たちなのだと話す。信に向かって、タジフが面を折った少年戦士に敬意を払うが、王に裁かれ殺されてしまうのが残念だと言っていると話す。信は政はどうしたと聞くと、秦王もだと言われ忌々しく思う。
朝、政は一人で大きな広間に座らせられていた。王宮の広間のようで政は第31代秦王・嬴政エイセイであると名乗る。我が山の王・楊端和であると政の前に山の王がいる。
( ̄○ ̄;)!遂に出てきた山の王様!
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