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キングダム 第九話

信!中華一番!!

#「山の民」

誰もいない小屋。早く着いた三人はそこで静かに待つ。
 夕食は貂が作る。信が夕食をがつがつとかき込み、食べ物が隣の貂にまで飛んでくる。黙っている二人を見てどうしたと聞く信は、貂はお前を見ていると食欲が失せるわと叱る。せめて静かに食えと言われた信は流石におとなしくなる。 貂は政にどうしてこんな用意があるのかと聞くと、昌文君が準備していたのだと答える。

 食事中に貂どうして400年前の王の避暑地の屋敷がどうしてきれいなのかと訊く。信も貂の言葉で初めて疑問を持つ。すると、政は繆公はまれにみる名君だったと話を始める。

 400年前に現れた秦の繆公は差別なく人を愛し、敵の奴隷にさえ師事した。人を区別なく愛したのだと。⇒百里奚だな。。。 
 ある日、自分の軍馬が山の民に食われた。

信がそいつらは死刑にされたんだろと言ったが、政の口からは、酒をふるまったのだと答えた。信はどうしてそんなと驚くと、政は話を続ける。

この出来事は秦に大きな幸を呼んだ。山の民の心を深く打ったのだと。それにより繆公は山の世界の王と盟を結んだ。中華では一里の領土で数十万の人間が死んでいるとき、繆公は西に百里の地を開いたのだ。

すげえと素直に信は驚く。けれども貂は今では秦人と山民族の交流なんか聞かないよと反論する。 それに対して政は山民族と心を通わせたのは繆公だけだった。彼の死後、盟は失われ交流も途絶えた。 ここは史で学ぶだけの場所、それでも山の民だけが400年間も神聖な地としてあがめて守っているのだと政は穏やかな目で400年前の交流を話した。

 一夜明けた朝、貂が起きた。先に起きて剣の稽古をしている信が貂に話しかける。貂は昨日の話に感動していた。信も史に名を残すってのは繆公みてえな男だと昨日の話に感動していた。400年後まで語られる男になる、俺は天下の大将軍になって史に名を残すんだぁと心の高鳴りから声を挙げて吼える。⇒素直な純な精神ですな、よき少年だよなと思うんだ。貂もここにいれば仲間に会えるかもと期待を膨らませる。

 避暑地二日目。貂は起きて考えていた。物心ついていた時から秦で暮らしていたから山民族の仲間には入れないかもと不安がもたげていた。いっそ、ここで三人で暮らすかなと思ったり、政から大金せしめて贅沢三昧の生活もいいなと妄想を膨らませる。
 (´Д`;≡;´Д`)アワアワ刺客が…!! 果物を取っている貂の後ろから刺客が吹き矢を使おうとしてた。 殺気を感じて信が傍らの剣を抜いて飛び起きた!

(;´Д`A ```過去の名君から現実の戦争。理想まであまりにも遠い

 

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