キングダム 第三十七話
信!中華一番!!
#「仇」
右龍で信達が勝利を収めていた頃…、
広場で寡兵ながら乱戦中の大王派。 疲労している大王の兵が殺されそうになる。間一髪で山民族の兵が衛兵を切り払う。兵がありがとう、君らは本当に強いなと言葉をかけるが、山民族の兵の汗が滝のように流れるのを見て、互いに気力で持っているのだと気付かされる。
こういう時こそ檄が必要と気合の入れなおしを考える兵。なのに檄を入れるにふさわしい人がいないと思いつつ、誰か檄をと欲していた。そこへ、
(`◇´*)大王の檄!!! 山民族の肩に担がれた大王が皆に檄を入れる。
「戦意を断つな、勝利は目前だぞ!! 俺と成蟜、竭氏の戦いだから二人を失えば敵は崩壊する。二人はいる本殿は丸裸であり別働隊が襲いかかって首領二人を討つであろう。
俺達はただ耐えしのげばいい。
耐えしのげ!!
剣が折れても腕を失っても血を流しつくしてでも耐えしのげ!!
耐えしのげば、俺たちの勝ちだ!!!」
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー 甦る兵の士気とほほ笑む昌文君に楊端和。山の王は敵の増援に一人十殺を命じる。
遠くで見ていた肆氏も良い王だ、今の檄で多くの者が息を吹き返したことであろうと嬴政の器量を認める。⇒まさか、この時の心の声が奈落に落ちた自分の再出発になろうとは人生は縄のごとしよのう。。。良い王だとその器量を讃えつつも、無駄なあがきだと新手の精鋭を繰り出し容赦はしない。
右龍の回廊を進む信たち。 その中に片腕を失っても進む兵士がいた。貂が気に掛けてバジオウに話す。だが、バジオウは本人が進むと言うのだから止められない、それで死んでもそれはそれでいいと気にかけない。貂が無情さに怒るが、壁は全ては俺たちの勝利のためなのだと言う。それが彼にもわかっているから力尽きるその時まで進もうとしているのだと教える。 複雑な気持ちになる貂。
その兵が倒れようとするが、信が肩を貸して一緒に歩き始める。倒れそうになる山の民に信が気を失わぬように話をする。漂との思い出話、漂は明るいが政はネクラだと自分のことを話す。信は、漂も含めて大勢の犠牲が出た反乱は今から行く所が本当の仇だと知っていく。 信は兵に兄弟とかいるのかと聞くが、言葉が通じなかったといまさらに思い出した。貂が近づいてきたので遅れたなと信が言うが、貂は涙を浮かべてその人はもう死んでいると教えた。 彼はもう動かなかったのだ。
悔しくて信が先頭を切って走り出す。 本殿ではランカイが吼え始めていた。
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。最後の信の姿はつらいなぁ。 自分と共に戦った仲間がまた死んじゃうんだもんな。新しい平和のために命を懸ける。失う命の尊さと悲しさは、新しい平和を妨げる無理解無関心の邪魔障害独占欲のせいでもあるんだよな。
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