信約キングダム 102回
キングダム編 第102話
その手があったかああ!
#「オレ次第」
河りょうてんが遂に信の下を離れて己の道を歩き出す。姜カイの紹介で待合の場所に馬車が二人の連れと共にいる。河りょうてんがその馬車に乗り、自分の道を指し示す師の人物へと旅立つ。目指すは信のいる戦場にいる軍師へと。⇒女の軍師って余り聞かないんだがナァ。。。
その頃、信は日課である米俵の日雇い担ぎ労働で筋力鍛錬も兼ねて働いていた。仕事が終わり家に帰ると未だ河りょうてんが家にいなかった。 外にいるのかと考えるその時に、背の剣を構えて後ろを振り向く。そこに姜カイがいた。 散歩できたと嘯く姜カイが河りょうてんの伝言を伝える。“しばらく一人でやれ”
伝言を何故、刺客の姜カイが届けたのか、信は河りょうてんの身を案じて激昂する。しかし、淡々と語る姜カイから河りょうてんが自分の道を進んでいったと半ば信じる。が、もうあいつは身内同然なのだからもっと詳しく話せと姜カイを中に誘う。 一方、河りょうてんは馬車に揺られながらお付の人に何処に行くのか聞くが教えられないといわれる。場所すら分からないと半分不安を抱いていた。
詳細な話を姜カイから全部聞いた信は名前すら知らない奴に預けたのかと酷いと感想を愚痴る。しかし、推薦文も書いて名は知らずとも一角の者だから間違いなしと太鼓判を押す。一応は納得することにした信だった。 姜カイは側にあった食事に目をやり信の許可をもらって一口食べる。ショックを受けるほどにおいしかった。 作る料理は上手だったから明日から大変だと信は愚痴る。折角だからと河りょうてんの手料理を信と姜カイが共に食べる。 引き止めないのかとが問うが、信はあいつは自分で望んだのだから止める理由がないと答える。⇒こういう信って本当にかっこいいんだよなぁ。。。信があいつは本当に軍師になれるのかと問うと、姜カイは学ぶ場所としては申し分ない、だから後は本人次第だと述べる。。
到着した場所はなんと・・・、広大な屋敷であった!
河りょうてんは、まるで政の王宮並みの屋敷に呆然としてしまう。が、己の道は此処からしかないと腹をくくって階段を上る。部屋の門前で待たされる河りょうてんは部屋の熱気から会話まで立ち聞きしている。
話の内容は軍議で韓の攻略から趙の攻撃、果ては燕の外交まで及ぶ。その話を聞いていた河りょうてんは突如、昌文君暗殺の話を聞いて驚愕する。なにやら昌文君一派を殺すか、呂丞相の意図を崩さないために殺すべきではないという意見からひょっとしてこの場所はと愕然とする。 非情な運命は取次ぎの者から殿にお目通りできますと部屋の門が大きく河りょうてんの前に開かれる。
中には食客論客がずらりと座を所狭しと座り、上座には呂丞相一派で秦全軍を統括する顧問たる前丞相の蔡択と若き軍師の昌平君がいたのであった。
俄然、見せ所満載になってきました!!! 軍師の道で早くも波乱を持ち込むとは設定は相当練られているのがうかがえます。
まさか昌平君とはうかつでした。 確かにこの線は有り得る。戦国四君や丞相の食客なんて話が飛びすぎるし、無理すぎる。⇒実力があまりに隔絶しすぎて無理だろうから…。 昌平君であればまだ鼎位ではなく陪臣の位置になるので食客はまだ欲しいリクルート状態でもある。なにせ軍を統括する以上は丞相を補佐していくだけでなく、少しでも信頼できる人間が欲しいので織田信長が草履取りで秀吉を雇ったような感じでしょうから。
しかし、昌平君に河りょうてんが食客になるとなると相当に悲劇色が強くなりそうな気がするんですが…。 だって昌平君は最後は。。。
そうなると、河りょうてんのかわりに姜カイが信の屋敷に居座るのかナァ、剣術指南役としてかそれとも…。
φ(・ω・ )2012年回顧メモメモ
楽しかったなぁ、この展開は。。。
quotation:義風捫虱堂「戦う者に道が2つある。勝利と、死と!」080314
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