信約キングダム 149回
キングダム 第149話
過酷な死闘を潜り抜け、飛信隊の伍長の一人である石が石笛を吹く。鳥の鳴き声かとおもわれるその音色は希望をつむぐのであろうか。
石の石笛を吹く山頂には魯延伍長もいる。彼らは数名に過ぎなかったが怪我は殆どしていない。⇒あの戦場をどうやって切り抜けたんでしょうか?凄い逃げ足でもあるのかな。 竜淵竜有や去亥達がたどりつき、次に沛浪、田永、澤サン達の信を逃がすために山に下りていった皆さんが這い上がってきました。⇒おお、無事でした。しかし、剣客伍長の崇源が片目をやられています。。。壮絶な死闘だったのなぁ。。
さて去亥が信の行方を問うと、沛浪は尾兄弟に任せたと苦しげに語ります。去亥が大丈夫かと心配すると、丁度いい具合に尾平伍長が来た。村の仲間は抱き合って喜び、田永はよしと手を叩きます。
が、尾平は一人で他に中鉄と田有が姜廆をつれていました。尾平はどうやら追っ手に瀕死の状態だったところを中鉄と田有がその場に出くわしてしまい、彼らも追っ手から攻撃を受けてきた。それでも殿をなんとか姜廆が踏ん張って此処までこれた。田有さんに抱えられた姜廆がようやく歩けるといって降ろしてもらう。⇒もう、女の子だってばれたでしょうなあ。。。
肝心の信は追っ手を巻くために尾到が信を運んだと兄・尾平が話す。行き先は知っているから先導するので助けてやってくれと頼む。もうすっかり去亥と田永は飛信隊として絆が強くなり、早速に皆を呼びかけて隊長の信を助けようと動きます。しかし、伍長の石がその必要は無いと皆に言う。何故だと去亥が聞くと…。
隊長は帰還されたと石は言うのだった。隊長の信、隊に帰還す!傷ついた飛信隊に何よりの朗報で皆で喜び合う。しかし、信は喜ぶ尾平にすまねえと辛く言うのだった。
弟・尾到戦死。尾到が戦死して信が皆のところまで担いできたのだった。すまねえと涙を浮かべて信が兄・尾平に詫びる。村の仲間達も泣いて悲しみ、魏の戦で一緒だった澤さンも泣いていた。泣いている仲間に尾平は謝る事はない、悲しむことも無い、こいつは任務を果たしたんだから笑って褒めてくれればいいと戦士の誇りを称える兄の尾平でした。⇒尾平、漢になってきたなああ。(p_q*) しかし、それでも弟が死んだ悲しみを堪えきれずに号泣する。
流石に辛かったか信も顔を手で覆う。そこに姜廆がいて話し始める。
ホウケンのあの攻撃を受けてよく死ななかったなと切り出し、あの攻撃は気を送り込んで内から破壊する技でシユウにもよく似た技があるのだと話す。⇒やはり気を使うので、硬気功もできるんだろうなぁあ。 涙を隠した両手を顔から離して信がホウケンは一体何者なのか、本当に人じゃネエのかと姜廆に問う。
ホウケンの正体。姜廆はホウケンは求道者だと信にシユウとまた違う武の道を極めんとする求道者の一族だと答える。シユウは巫舞の道の求道者集団で、ホウケンの方では自らの業を継がせるために資質のある子供をさらって育てていくのだという。故にホウケンの強さは資質だけでない想像を絶する修業を重ねた強さだと言う。
シユウの強さも呼吸が無限でなく巫舞よりも長い呼吸を身につけた強さだと姜廆が想像する。
少し反省したという姜廆が己の修業の未熟さを恥じて、半年後は私が勝つと言う。しかし、信はあいつが総大将である以上、この戦で勝つんだと言う。しばし黙考した姜廆が尾到はいい奴だったなと信を慰める。信もああと相槌を打つのだった。
飛信隊再集結! 飛信隊が伍長を入れて36人の残存兵を隊長の信がまとめる。その中には副長・渕さんも入っているのだった。どうやら戦闘があったのは干央軍と万極軍だけで、干央軍の被害が甚大で残存兵はロクオミ軍に吸収されたとのこと。それよりも…、
Σ(゚□゚(゚□゚*) 渕さん、どこにいたんですかぁああ。。。
そして、再び歩き出す。 飛信隊は秦の旗が見える場所に駆けつけると、そこには趙の渉孟軍が秦の雑兵を待ち構えていた。
全滅ねと見つけた信達を狩ろうと騎馬隊を繰り出す。信達は負傷兵を先に崖の上に上らせ、騎馬隊を防ぐために崖の上で戦おうとする。信は剣を構えようとすると、地面が揺れるていることに気付く。
他の飛信隊が地面が揺れるのに気付き、後ろを見ると騎馬隊が新手で現れた。後ろも趙軍かと思われたが、
Σ(・ω・ノ)ノ!なんと後ろの騎馬隊は秦軍総大将・王騎が率いる騎馬隊だった。
quotation:義風捫虱堂「再集結 死闘再び。」 090312
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