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信約キングダム 168回

キングダム第168話

李牧大将軍は既に馬陽攻めから王騎を倒すための作戦を立てていたのだった。⇒凄すぎる、これこそ将に名将というべきですね。

#「新たな時代」
 趙の北辺から援軍が来てしまった。地形で鍋の底にいる秦軍に厚い蓋をされたような趙の援軍の配置で、王騎軍は圧倒的に劣勢だった。

 それでも王騎将軍は軍を後退しようと属将達に命令を下すのだが、ボロボロになりつつも手負いの龐煖が王騎に襲い掛かる。王騎兵が二人の一騎打ちに割って入り、主を守ろうとする。

 総大将同士の一騎打ちがそこで打ち止めになり、対決の場を形作っていた趙兵もその場に乱入したことで、その場が混戦状態になってしまった。⇒場で混戦は一番被害が増えるとか…

(σ・∀・)σ飛信隊は混戦でも精強でした! 隊長の信が趙兵たちを悉くなぎ払う。副将の姜廆も負けずに隊長格の趙兵を斬った後に他の趙兵も輪切りにしていく。⇒ホント、姜廆の輪切りって鎧が紙のようだと思ってしまう

 手錬れな隊長、副長の武勇に隊の兵士達も大いに活躍する。沛浪、田有、朱亥、竜川まで龐煖にフウキと趙の将軍クラスと激戦をくぐった者達が猛威を振るう。⇒あれだけ激戦くぐったんですから、趙荘軍の兵士では歯が立ちませんよね。ううむ、やっぱり他の歩兵達と一緒に本陣攻めた方が趙荘を倒せていたかも…

 僅かながら驚異的な力に驚く趙兵も最後はあっけなく剣客伍長の崇原に殺されました。

 戦う信は死に掛けの趙兵に足を掴まれ、死ぬ間際でも秦の犬共め、一人残らずに長平の呪いをお前達に与えて皆殺しだと呪詛し続けます。流石に気味が悪いと感じる顔の信でした。そして呪いの言葉を吐き続けた趙兵は隊長にさわるなと槍術使いの松左伍長に止めを刺される。

 流石に将軍があの状態では反論できないと劣勢を感じている松左伍長。松左も、飛信隊だけでなく王騎軍まで覚悟の時が来ました。

ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ李牧軍が攻め寄せてきます! 王騎将軍はなおも龐煖と戦い、陣頭指揮が取れません。部下達は龐煖を引き離そうとするが全然駄目でした。立て直しの邪魔、一刻を争う状況下で王騎は龐煖の首筋に一刀を入れるのですが、尚も血を流しながら龐煖はしぶとく王騎との戦いを続けます。

 そして、ついに王騎軍が李牧軍にのみこまれていく。。。遠くから戦場を見渡す李牧大将軍、佐将のカイネ、魏加がその様を見届ける。秦の怪鳥が遂に地に堕つ時を見る魏加は喜びの余りに鳥肌が立っていた。

 カイネがその割には嬉しそうに見えないと聞くと、魏加が喜びだけの感情ではないと話し始める。

中華の武将で王騎ほど憎悪されている武将はいない。奴ほどにその死を望まれている武将はいない。ありとあらゆる戦場に飛来し、猛威を振るった秦の怪鳥と呼ばれた男は最も六国で死を望まれている。それゆえに、王騎は史に名を刻む英雄であると誰もが認める。

恐れつつも王騎を称える魏加はその英雄がこの場で死ぬのは、ここにいる李牧様が王騎を超える化け物だからだと言う。カイネが驚いて思わず李牧を見る。魏加は更に心の高鳴りを語る。

 周王朝が衰退して五百年になる。斉の菅仲、戦国四君、燕の楽毅、秦六将、趙三大天と戦乱の世に傑物が輩出しては世が動く。その傑物が此処で死ぬことで、無名の者たちから作り上げられる新たな時代が幕を開けようとするこの瞬間に立ち会えることに心が震えると。

 黙って魏加の講釈を聞く李牧。この場こそが歴史が動く時だと教えられてカイネは汗をかく。 講釈を済ませた魏加はその場を後にして戦場に馬を進める。

 どこにと問うカイネに、全土が注目する大舞台に汚れ役としてでも魏加の名を残そうと答える。腑に落ちた李牧とカイネに、振り返らずに魏加はまがりなりにも三大夫の龐煖には新たな時代に命を捨てておくわけにも行かないと言う。⇒三大天でしょうが(怒)

 李牧は魏加の覚悟にかたじけないと礼を返す。趙と秦が入り混じって戦う戦場に何かが鳴動を始めていくのだった。

(@Д@; 燕の荊●の先走りデモするのか? 信が黙っていないぞ。。。

quotation:義風捫虱堂「新たな時代」 090801

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