信約キングダム 170回

キングダム第１７０話

 (≧ｍ≦）男塾ならぬ大将軍塾です！

＃「天下の大将軍」
　趙将・魏加が王騎将軍を狙って弓を構える。秦軍は魏加に討たせるなと戦うのだが、苦戦してそこまでたどりつけない。飛信隊隊長の信がいち早く気づいて魏加の円陣を斬り開いて肉薄するのだが、兵士一人分の差で間に合わなかった。魏加の矢は王騎の背後に向かって放たれてしまう。　信が矢の行方を見る信の眼に映ったものは…、

Σ((oÅO艸＊)王騎、龐煖の致命傷の一刺をくらった！　狙い通りに王騎の動きを止めて、龐煖の一撃を成功させた魏加は卑怯と言うまいなと致命傷を受けた敵の大将軍王騎に心で語るが、会心の矢に薄く笑いつつ喜びを隠せない。しかし、卑怯の矢に嚇怒した信は号泣しながら射手の魏加を一刀で切り伏せた。⇒フウキは倒し、龐煖には一刀を浴びせ、遂には中華十弓の魏加まで倒したか。もう中華に名は若手のホープって感じで轟いてしまうなぁ、是は。。

　王騎に致命傷を負わせた龐煖。背後の矢で水を差されたことに戦のつまらなさを詰るが、これはお前の土俵だから文句は言わせぬと言う。お前の負けだと物言わぬ王騎に龐煖が言うと、王騎軍の中から武器を捨てる者まで出た。王騎軍の戦意喪失を感じた趙兵はこれで皆殺しをと息巻く。

　しかし、まだ王騎は死んでいなかった。勝手に死んだと決めつけられたこと、我輩下の戦意喪失に怒りすら覚えながら最後まで諦めない我が軍の誇りはどうしたとばかりに長矛を刺されながらも健在振りを見せる。呆然として信は将軍を見ていると、趙兵から死に損ないが喚くが、王騎は趙兵を一睨みしてから死地ではないと告げる。しかし、誰もそれを本気で信じられなかった。

(｡＞0＜｡)目を逸らしてはいけない。俺達にはそれを見届ける義務があるｂｙ男塾！　王騎は刺されたままで宝刀を龐煖に振り下ろすが、へろへろであっさり止められる。皆が強がっているとばかりに悔し涙でぬれた眼を伏せる。しかし、龐煖と信は異変を感じ取る。止められた宝刀に力が篭り、龐煖が止めきれない。刺した矛も抜き取れない。宝刀に力を込めながら王騎は誰となく言葉を発する。

「将軍とは百将や千人将らと同じく役職・階級の名称にすぎません　しかしそこにたどりつける人間はほんの一握り　数多の死地を越え数多の功を挙げた者だけが達せる場所です」

「結果　将軍が手にするのは千万の人間の命を束ね戦う責任と絶大な栄誉　故にその存在は重く故にまばゆい程に光り輝く」

宝刀は首まで切り込んで龐煖の力でも止めきれない。龐煖が貴様は何者だと問うと王騎は天下の大将軍ですよと力強く語る。信は大将軍の姿を流れる涙を拭わず眼に焼き付けるのだった。

　龐煖は長矛を王騎の体から抜き取り止めの一刀を振り下ろす。しかし、龐煖の一刀は王騎に届くことはなかった。

　騰副官が王騎の壁になって防ぐ。後から駆けつけた騎馬隊が揃って龐煖から王騎を守る。

　長矛が抜き取られて更に出血した王騎が倒れようとする。そこに馬にまたがって信が王騎の身体を支える。王騎軍の騎兵が馬から下りろ、殿から離れろと怒鳴るが信は負けずに怒鳴り返し俺が一番軽いから任せろと吼える。⇒凸(｀Д´メ)あえて言おう。怒鳴った王騎軍騎兵よ、お前等に怒鳴る資格はないわ！　

(*ﾟ∀ﾟ)=3 お前達より戦力が半分以下しかない尾兄弟、澤さん達は瀕死の隊長の信を龐煖から守ったんだぞ!!　盾まできちんと持ってくる機転も利かせてな。　お前等にこの程度の頭もないのか？？

　c(＞ω＜)ゞ喋った騰副官は物分りがいい人でした。龐煖を抑えた騰は騰隊は敵軍かく乱のために本陣へ突撃すると命じる。更に殿の護衛には親衛隊だけでなく飛信隊も加えて左の端に向かって走れと命じる。⇒飛信隊を加えたのは王騎直属というのもあるが、それ以上に殿無しでも戦意が衰えていない部隊がいないと危ないってことでしょうね。

　┐(￣ヘ￣）┌ ﾌｩｩ～　殿（王騎）からも戦意喪失に怒られ、騰副官からは不十分とみなされた王騎親衛隊って無様じゃな。。

左の端と言われて信がそこに行けば逃げられるのかと問い返すと、騰副官は活路になるかどうか分からないがきっかけが生まれるはずだとしまった顔で答える。その方向を振り向くと、副将の蒙武将軍が趙兵を蹴散らしていたのでした。

へ(´∀`ヘ)へ))　やっと登場したか。。。前の登場から何話分端折られた？

　quotation:義風捫虱堂「目を逸らしてはいけない。俺は見届ける義務がある！」　090823