信約キングダム 207回
キングダム 第207話
#「玄峰、参戦」
飛信隊の奮戦で劣勢だった秦軍が魏軍を押し返す。
信がガンガンいけえと吼える、飛信隊の勢いに押されて秦軍が攻勢に転じていく。玉鳳、輪虎隊は歓声があがり、流れを変えた戦場を見る。 魏軍がこうもあっさり覆された異変に輪虎が第二陣によほどの活きのいい奴がいたのかなと隊を第二陣の方に動かす。⇒信と出会うとき、どんな言葉をかけるのか今から期待中。
しかし、間もなくガゴオオオンとどでかい音が戦場に聞え、早いよと輪虎が残念そうに言う。
廉頗の第二陣。なおも戦場にはどでかい音が響き渡り、これは第二陣が来る合図と王賁が気付く。
やがて音が止まる。じれる信が早く来やがれと言うと、来たのは敵軍ではなく煙だった。煙幕、それも戦場一体を多いつくすほどの煙に戦場にいる信達は勿論、遠くから見ている第三陣の蒙恬も嘗てないほど厳しい顔になる。
煙幕の最中、楚水副長が信の下に駆けつける。完全に勢いを止められて信は悔しそう。玉鳳の番陽副長もこんなもので水をさしおって甘いわと斬られた首を押さえながら吼える。晴れれば再びと尚も喚く番陽の声を聞いている輪虎隊は笑いながらも本当に怖いのはこれからだと言う。魏本陣にいる廉頗大将軍も緒戦はあやつが持っていくぞと戦局の流れを引き戻す自信満々だった。
モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━魏軍の矢の雨が降る。 魏軍が秦に矢の雨を降らせる。それまで同じ場所にいた魏兵はいなくなり、秦兵だけが矢を浴びる。秦軍は場所を移動するが、移動する先に向けても矢は飛んできて、秦兵に更に損害を与える。⇒朱亥什長が負傷された。。。 輪虎は戦場から少し離れ、秦の大混乱を傍観する。緒戦の出番はもうないかな、あの人の術にはまったら逃げられないからなと味方の将軍の力に畏怖を感じていた。
魏軍第二陣の将軍 玄峰。廉頗四天王の一人。 煙の見えない矢で慌てふためく秦軍を玄峰は遠くから見ている。歯ごたえなしと断定し、あれを出せと眼下の魏兵に命じる。つまらぬ、少しは脳みそのある奴はおらんのかぃと退屈さを感じていた。
飛信隊は他の秦軍と共に矢の雨にさらされ、打つ手がなかった。辛うじて気配を感じ取る羌瘣が魏軍が音で敵の位置を伝えている事を掴む。しかし、合図を送る兵を殺しても予備がいる限りきりがないと楚水副長が進言する。⇒知恵部門の将が増えている飛信隊。楚水が各個分断された状況から煙が届かないところまで出ようと信に意見する。
しかし、その直後にでかい音が轟く。 渕副長は何の合図だと言うが、信はこれは合図じゃないと経験ですぐに音の正体を感知する。そして、それは飛信隊古参の尾平、澤、沛狼什長も分かる。 そう、それは・・・
アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!装甲戦車隊出撃。 統制が取れていない歩兵隊を容赦なく蹂躙していく。楚水の言うように個別に抹殺されていく秦軍。騎兵が信隊長を守れと呼びかけ、信は俺より歩兵隊をと命じる。飛信隊は後手後手に回り、対応が精一杯であった。
そんな中、羌瘣が信に一つだけ策があると持ちかける。⇒信、信と聞えない隊長に聞けよとばかりに二度も言う羌瘣も初めてだなァ。。。
羌瘣の策とは如何に?
quotation:義風捫虱堂「力の後には策」 100527
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