« 信約キングダム 263前回 | トップページ | 信約キングダム 264回 »

信約キングダム 263後回

キングダム 第263話(後編)

#「想像の埒外」(後編)
 楚の侵攻に続き、魏の大軍十万が秦国に迫る。秦都・咸陽に剛陵城から周辺一帯の城が次々と落ちていると急報が入る。聴政殿にいる高官達は軒並み動揺する。 彼らはすぐに対楚に南下させていた軍勢を呼び戻そうとする。

 秦国3トップはまだ肝が据わっていた。相国・呂不韋は右丞相・昌平君と楚と魏は連動していることを確認する。左丞相・昌文君がその二国が接触したとの情報は受けていないと先ずは情報がどこで止まっているかを問うと、昌平君がその情報はなかったが李牧が楚と接触した恐れがあるとの報告は受けていたと答える。⇒ということは軍部で情報が止まっていたわけですな。。。インテリジェンスとしては秦国はまだ隙があるというわけか。 

李牧の名を聞いた大王とトップ3はあいつならやりかねないと値踏みする。更に昌文君がもしそうなら趙軍も来ると予想する。群臣はまさかというが…。⇒政治家、軍人はまさかを絶えず予想して仕事するのが本当です。

そのまさかの急報はきた━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

趙軍が国境を越えて侵入!「馬陽」が包囲・攻撃を受けている。

ΣΣ( ̄ロ ̄lll)( ̄ロ ̄lll)また馬陽かよおお

間違いなく三国が同盟している。三国連合軍の襲来に大王も昌文君の名を呼ぶほど打開策を望む。

(*^ー゚)bグッジョブ!!見事な左右丞相の仕事振り。 すぐに昌文君が秦国の全軍の所在と数の洗い直しを命じる。次に対楚配備で南下している各軍の足を止めるべく早馬を出させる。 相国が軍司令官は昌平君じゃぞとツッコミを入れるが、分かっておるわいと直ぐに反応もする(笑)。 昌平君の方では①各方面の情報を吸い上げる ②秦国内全ての城に“最大緊急事態”を発して籠城体制に入るように通達 ③中央一帯の軍に出撃準備を命じ予備軍として待機させ、防衛線が固まり次第走らせる 以上の命令を即座に下す。

【今年の与党内閣閣僚達にも爪の垢飲みや左右丞相の役割分担】
昌文君は政治家業務:全体の戦略図(国内の軍を動かして全体の防衛線から構築する)を描く。 そして、一刻を争う事態には特別処置で直ぐに現場へ手当てをする。⇒現場にしゃしゃり出て足を引っ張ることでは断じてない!
昌平君は官僚業務:現場の更なる解明のため詳細な情報を集める。そこから波及する被害と影響を想定し、現場のさらなる補給の量と手当てのルートを出していく。

>>政治家は戦略図を描き、超法的措置も使って現場の傷を手当てする。官僚はその手当てを更に完璧にするため、現場の解明から必要な補給の量、スピードと被害の数を算出し、手当ての道具を揃える。。

アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!だが、相手の予想を超える策は主導権を奪われない限り、どんなものでも成功する。。。

左右丞相の迅速な処置の中でまたしても急報が入る。さすがに相国がいらだって今度は何だと聞いてくる。すると…、

Σ(゚д゚lll) “燕”軍十二万が北東部前線基地・睢城を落としてそのまま我が国に侵攻していると!!

( Д) ゚ ゚( Д) ゚ ゚( Д) ゚ ゚( Д) ゚ ゚ もう大王もトップ3も蒼白。。。

みんな白くなっている聴政殿にまた急報が入った。。。

“韓”軍五万が中丘より我が国に侵攻しました。東端の国“斉”も大軍を興し、趙を通って西へ向かう気配ありとのこと!!

何じゃそれはァアア━━Σ(゚д゚;)━━!! 六国一斉侵攻に一人が腰抜かし、相国すら絶叫する。大王一人が合従軍だと最悪の状況を説明できるだけだった。

まさか、原先生はここまでグレードアップさせるとは。。。

quotation:義風捫虱堂「相手の予想を超える策はどんなものでも成功する。」 110813

| |

« 信約キングダム 263前回 | トップページ | 信約キングダム 264回 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 信約キングダム 263後回:

« 信約キングダム 263前回 | トップページ | 信約キングダム 264回 »