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信約キングダム 263前回

キングダム 第263話(前編)

#「想像の埒外」(前編)
 楚の侵攻に続き、魏の大軍が秦国に進攻していた。それを見た飛信隊は寡兵ながらも魏軍を追う。しかし、魏軍の進撃は早かった。

(ノ_≦。)まず一城が陥落。沙紀城が落ちた。。。 対魏防衛地帯の小城を魏軍が蹂躙する。魏将は小城に拘泥せずに本軍に合流することしか頭に無い。副将が捕虜はどうしますかときく。女子供が多いですがと多少の色合いを添えるのだが、魏将は山陽の怒りを明に示す必要があるといって、ためらわずに命じる。

( ゚д゚)、ペッ全員始末しろと! ⇒ (゚0゚) (゚0゚) (゚0゚)うわああああ、折角に移住してきたのにいい。。。 

∑q|゚Д゚|p∑q|゚Д゚|p遅れて到着した飛信隊が捕虜虐殺のすさまじさを確認した。全員蒼白の飛信隊の中で軍師の貂が敵に見つからないように進軍したから仕方が無かったと言う。それでも、虐殺された捕虜の多さに部将の去蓋は一帯何人殺されたんだと青ざめる。

副将・渕が手にした城を手放して敵がいないのに疑問を感じる。それに隊長の信はもっとでかい城を狙ってるんだとすぐに答えて、旗を借りる。 軍師の貂も近くに対魏防衛拠点の剛陵城があるからと信の意見の正しさを裏付ける。 容易ならぬ事態に飛信隊の重苦しい空気が立ち込める。しかし、隊長は借りた旗を大地に突き刺して掲げる。

「間に合わなくてスマネェ。それに今はお前らを埋葬してやるヒマもねェ。 
今はお前らみてェな犠牲を一人でも出さねェように走らなくちゃなんねェんだ。分かってくれ。
その代わりぜってぇ仇をとってやる!」

歴史を紐解けば信の言葉がどのような価値を持つか分かる。以下、実話より多少アレンジして記した。

かつて某国で国内を二分した戦争があった。とある将軍は自軍の遺骸を集めさせた。驚いたことに将軍は部下が遺骸を並べるのをじっと眺めていた。遺骸の多さは想像以上の数だった。遺体には毛布か防水布が被せられた。

 将軍は静かに戦場を見渡し部下に命じて、ちぎれた軍服の切れ端や飛び散った肉片を集めさせた。将軍は変な人間の類かと思われたが、実はそれで戦場の重苦しさが消えていた。

 味方の騎兵が将軍に尋ねた。どうして、こんなに戦場を綺麗にするのかと。

 将軍は答えた。俺は霧が晴れ次第、ここから攻撃するつもりだ。お前は自分の仲間の死体を踏みつけて攻撃するつもりか? だから、俺は戦場を掃除したのだと。

仲間の死に対してきちんと受け止める発電所や被災地の死者にどのように亡くなったかを明らかにしない。ましてやその土地の者に妄言吐くような者に上に立つ資格など無。自己の保身のために必要法案をゆがめた形で国会に飲ませようとするなど噴飯もの。そやつらを自分達の節穴の目のために支持しつづけるテレビとマスコミなど同罪。

(人><。)信の言葉は将たる言葉として最高だ! ちなみに上記の逸話は南北戦争のものです。将軍の名は調べても分からんかったらコメントでどうぞ一筆

隊の重苦しさを祓った信は激を飛ばす。剛陵城を目指し、飛信隊が動く。

が、それでも主導権を奪われている戦場とは悲劇悲惨そのものであった。。。

∑(=゚ω゚=;)(=゚ω゚=;)剛陵城まで陥落していた。。。 驚愕する飛信隊。あんなでかい城まで落ちた、本営は援軍出さなかったのか、 魏の防衛線が突破されていると隊は動揺する。 

さらに進撃する魏軍をほっとけないため、飛信隊はさらに魏軍の後を追うのであった。飛信隊は国が侵攻される恐怖を肌で感じ始めていた。

主導権を奪われた戦場は後手後手に回り疲労する。

quotation:義風捫虱堂「死を前にして賢愚が分かる。」 110811

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