信約キングダム 276回
キングダム 第276話
#「鳳明の手」
函谷関防衛の秦軍に変わった男が…。
(@Д@;上半身素っ裸の兵士、桓騎軍千人将オギコ。 ちょっとこれを見てよおとオギコがお頭に叫ぶ。独特の頭髪なオギコが城壁から矢を放つ。矢は緩い曲線を描いて城下に大軍ひしめく魏兵に当たる。オギコは桓騎軍で一番弓が下手って言われている自分の矢が遂に命中したと言って桓騎に褒めてもらいたかった。
( ・∀・)つ旦~~よくやったぞと桓騎はきちんと褒める。オギコは喜び、今の自分はかなりやりそうだと自信を持つ。 副将二人は矢が当たるのは当然だと思いつつ、桓騎にどうしてあんな奴を千人将にしたんですかと聞く。桓騎はぎゃははは面白ぇからと笑いながら答える。⇒ふうむ、桓騎ってのは仲間意識が強すぎるタイプなんかなぁ。だから仲間を殺す敵には徹底的に容赦しないから人林までするのかも。。
オギコが俺につづけぇと味方に吼えるのだが、敵軍はオギコも驚くほど動く。
Σ(゚□゚(゚□゚*)巨大な井闌車が函谷関の城壁に迫ってきた! 秦軍も目を見張るほどの大きさは何十頭もの牛に牽引され函谷関に近づいてくる。面白いものが出たと桓騎は笑うが、持ち場はおっさんの方だなと張唐将軍に視線を移す。張唐軍は迎撃で矢を打ちまくる。しかし、巨大な井闌車は水を吸わせていて火矢も通じない。張唐がその巨体で動くとは魏にはよほどの優れた設計士がいるようだなと技術力を認めつつ、それがどうしたと一顧だにしない。
合従軍本陣からでも魏の井闌車が見える。春申君は大型だなというが、李牧は無理でしょうと直ぐに答える。井闌車の研究は古くからされていて、函谷関の城壁には計算を踏まえた高さがあって届きはしないと述べる。李牧の言う通りで、魏の井闌車でも高さが足りなかった。 無駄なあがきをしよるとばかり張唐将軍が吼える。
この、たわけ者共がそんなものがこの函谷関に届くと思ったのか
何も分かっておらぬ
函谷関が何物かが分かっておらぬ!おびただしい程の秦人の血と汗と…“命”を費やして積み上げられたこの“高さ”と!この“屈強さ”!
中華に比肩するものは一つもない!故に函谷関は作られてより百余年一度も敵に抜かれたことがない。
一度もだ!! その歴史を貴様らが超えられると思うか。この壁に手が届くと思っているのか。
たわけた夢だ 今もこの先百年も秦の敵は唯一人としてここを通れぬ。それが秦 国門 函谷関だ!
汗明レベルの張唐将軍の咆哮。⇒さすがに現時点で秦の軍歴最長の将軍。白老と麃公ヒョウコウは政のパパから軍歴が始まるが、張唐は戦神・昭王の世からですから。魏軍は圧倒されて声が出なくなる。けれども魏の井闌車がさらに前進する。何か小細工があるなと桓騎が感じるが、張唐将軍が目障りだと兵士に火矢を叩きこめと命じる。
┗(^o^)┛パーン鳳明の長い手。 城壁に近づいた魏の井闌車。敵味方の視線が集まる中で、馬鹿共がと鳳明が毒つくと同時に魏の井闌車から魏兵が動き始める。
魏の井闌車の前板が剥がされ、中にある止め杭を砕く。すると…、
_/\○_ ε=\_○ノ| うぉおお届いたぜえええイヤッホーゥ! 井闌車の頭上にあった巨岩の錘が下に落下する。その重さに引っ張られて反対側の巨大梯子が下からもち上がって函谷関の城壁に届いたのだった。秦軍はもとより魏軍も本陣の李牧まで席から立ち上がるほどに全てが仰天する。 対函谷関のために俺が設計したのだからと呉鳳明は自信たっぷりに戦場のメインイベントを見せた。
国の誇りを汚され、張唐が目の血管が切れるほど怒る。幕僚たちがすぐに梯子を叩き壊せと兵に命じる。あわてて兵が魏の梯子に近寄るが逆に殺されてしまう。すでに梯子には魏兵が詰めていた。 まずいと白老が言うように、魏兵が遂に函谷関の城壁の上にあがりこんでくるのだった。
quotation:義風捫虱堂「神は試練を与える。さて、アニメはどうしようか?国営からとは予想になかった。」 111119
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