信約キングダム 290回
キングダム 第290話
#「女傑・媧燐」
元・第一軍の千人将以上の者全員が第二将・媧燐の命令で一か所に集められる。愚痴をたたく項翼とそれを宥める白麗。項翼は美人で小柄だと噂を口にしているが…、
やってきた当本人はでかかった。項翼と白麗は身の丈は汗明将軍並みにある第二将・媧燐に驚く。その媧燐は第一軍副将の魯近を呼びつける。第二将に呼ばれた魯近が列から出て名乗ったら。。。
Σ(゚д゚;)アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!蹴り殺された━━!! 即座に魯近の脛骨を蹴り折った。項翼達は何をと息巻く。媧燐はハゲの手垢のついた無能共はいらない、敗戦の豚共と侮辱する。 項翼が怒るが、白麗が止める。
元・第一軍に媧燐は本来なら即座に始末するが総司令が黙っていないからと侮辱しつつ宥免する。 だが、それも一日だけだと媧燐は条件を付け、第二軍は動かさずお前たちで戦えと命じる。
その一日で騰を討てなかったら全員斬首と命じられ、項翼達全員は戦慄する。冷酷な命令を伝えた媧燐は身長のことを言ったらその場で斬首だと付け加えて去って行った。
二日目、本当に楚第二軍は動かずに項翼達だけで秦軍と戦う。作戦も何もなしでガキのケンカだと項翼まで愚痴が出る。遠くでは媧燐は横に寝て傍観し、あくびまで出ていた。しかし、無謀な楚の元・第一軍のみの戦いに秦軍は逆に慎重になり、攻撃を控えるのだった。
動かない戦場。合従軍本陣から李牧と春申君が報告から戦局を知る。
- 趙:慶舎が本能型でも受けの武将と知れたためか、秦軍も局地戦に徹する。
- 燕:オルドが砦を攻撃しているが揺らぎもしない。
- 魏:井闌車が来ないのでまた城壁攻めに戻った。
- 韓: 〃 。こう着状態。。。
今日動くとしたらと李牧が楚軍の方向に目を向ける。反応よろしく楚戦場から伝令が来るのだが、楚第二軍はまったく動いていないとの知らせに春申君が立ち上がる。⇒何、動かぬと。ルッツはなぜ動かぬって怒った人とおんなじ反応だろうな。
(# ゚Д゚) 何、動かぬと? ○◎●はなぜ動かぬ! ●の命令を軽視するかのキングダム版。 横になったままで媧燐は戦場を眺めている。幕僚からまずいのではと言われるが、二日目以降は私に任せる指令だから誰にも文句は言わせないと気にも留めなかった。が、地響きが変わりに近づいてきた。そこに、
総大将・汗明将軍が直々に出向いてきた! 何故に軍を動かさぬ、事と次第ではただでは済まさぬと言う。媧燐もさすがに起きて汗明将軍と向き合う。巨人同士の対面で兵士たちが震える。
汗明がなぜ軍を動かさぬと問うと、媧燐はハゲが嫌いだったから配下共をいたぶっていると答える。首を出せと刀に手をかけた汗明に媧燐は熱くなりなさんな、冗談ですよじょーだんと言うが、汗明の手は解けずに五秒でこたえろと再度問われる。
そして、五秒で抜刀した汗明だが、媧燐が作戦ですよと言ったので首寸前で刀を止める。
そんな奇行で秦将が討てると言うのかと汗明が問うと、媧燐はバカなと答えて幕僚たちを驚かせる。媧燐は秦将を討つチンケな作戦ではない、函谷関を落とす作戦だと汗明に説明して、首の傍にある刃に頬を当てる。汗明が黙って媧燐を見る。
媧燐が逆に本陣に作戦への進言のために伝令を送る。
「全軍大いなる凡戦を連ねて十日後に函谷関を落とすべし」
凡戦で十日で落とすの意味を計りかねた春申君は李牧に問う。意味は分かるがしかしと戸惑う李牧。媧燐の進言の意図を読んだ李牧はなるほど本物ですねと戦の才を認める。
(;´▽`A``オギコは上官に恵まれていると痛いほどよくわかった。。。
お頭、アニメに出てきても許せるな、これは。。。
φ(・ω・ ) これ以後は、第294話〈愚直を軽んじる者~〉の内容になります。
゜。°追記(4 月)°。゜。°。°°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。°。°
春申君が媧燐の狙いを李牧に問う。李牧は答える。
「正確には“凡戦を連ねた後” 、“全軍全力の総攻撃をかけて函谷関を落とす”―です。」
初日の二将討ち死にを重く受け止め、武将の損失は数千人の軍に匹敵すると考えた媧燐は将を失う危険を回避し、主力を温存した戦いで敵の弱体化を図るつもりなのだと李牧が解説する。 こちらの破壊力の保持を第一とする策に春申君も同意する。しかし、弱体化の刻がかかり、我らの背後に斉がいるため長期戦はできないと欠点も指摘する。 総司令官の指摘はもっともと受け止める李牧は、あとは見切りの問題になるのですと答える。
( ゚Д゚)y─┛~~李牧の言う見切りとは。。。 飛べ、294話へ!
HNをきちんと書き、辺境のブログであろうと
言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。
- こんばんは、お疲れ様です。
臨武君も吹き飛ばす凄まじいインパクトでしたね。
それと項翼らは不幸だけど幸運ですな。ヒョウ公将軍か桓騎が相手だったら木っ端微塵に吹き飛ばされていたでしょう。なまじ頭が利くと仇になる典型ですね。にしてもカリン将軍の意図が解らないですな。この後に来る展開予想できます歴史だけでなく軍略にも詳しい管理人様のご意見是非聞いてみたいです。
それではまた^。 【紅蓮さん】
返答①:紅蓮さん、コメントありがとうございます。
>項翼らは不幸だけど幸運ですな。ヒョウ公将軍か桓騎が相手だったら木っ端微塵に吹き飛ばされていたでしょう。なまじ頭が利くと仇になる典型ですね。
確かにそうなりますね。ヒョウ公将軍か桓騎は戦いながら敵の隙をついていくタイプなんでしょうね。騰は王騎将軍副官の経験から無理をしないで読み筋で戦うタイプでしょうね。蒙武は猛将だけれども作戦重視寄りにタイプが変わったのかも。。。
>カリン将軍の意図が解らないですな。
理解できないです。長期戦なら自国で戦う秦軍有利ですからね。妄想広げるとすると、こんな感じですかな。
○兵力差は合従軍有利。各戦線で凡戦並べて兵力差を広げていく。○兵力差がかなり開いたところで作戦を大幅に切り替える。
□奇襲と夜襲 □各国の軍から精鋭を選抜させ、精鋭軍で弱った点に突破を計る。残りの軍は突破を援護するように各戦線の秦軍を拘束させておく。当然だが、天候も計算に入れる。
合従軍はそんなに長期にいられないんですよね。ちなみに合従軍唯一の成功例だった斉討伐合従軍では、最初は諸国の合従軍が正攻法で攻めましたが、とどめは軍神楽毅の燕軍の精鋭で奇襲で斉の王都を陥落させてから崩れだしたはずです。
quotation:義風捫虱堂「お頭を超える!?」 1203015
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