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信約キングダム 316回

キングダム 第316話

#「勝利は目前」
 楚軍総大将・汗明の討ち死にが全戦場に伝わる。

┗(^o^)┛よォし!!よォし!! 函谷関にいる白老こと蒙驁将軍は自慢の息子の武勲に雄たけびを挙げ喜びをあらわにする。直ぐに全兵士にこの捷報を伝えよと命じる。切れかかっている兵の士気をもう一度つないでやるのだと函谷関の高楼最上階にある本営は盛り上がる。その下の階では韓将を討ち取ってきた桓騎が戻っている。
 本当によくやったぞ 武よ…!!敵も時間が無くなったから敵が決着をつけに来るのに備えて、蒙驁は予備兵も投入して猛攻に備える。それを凌げばこの戦いに光が射すと息子・蒙武の武勲に自らも励まされるのであった。⇒嗚呼、愛孫が瀕死の重傷を負ったまでは知らされていない。。。

   

゜。°。°。°。°。°。°痛恨の一撃を喰らった合従軍。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

函谷関正面の魏軍大将の呉鳳明は憮然と函谷関を睨み付けていた。 秦軍の横槍の可能性が出たために、側近は軍を左の守備に当てるべきではと進言する。呉はいらぬと突っぱねる。驚く側近だが呉は冷静だった。
 楚軍が全滅したわけではない、すぐに来るわけではないのは先に我らの左にいる韓軍だから、その時になってから対処すればよいと言う。大将の言葉に納得する側近たちは動揺を鎮め始める。しかし、呉は刻の制限が生まれたのは事実と受け止めて、弓隊に使い切っても構わぬと猛攻を命じる。本軍の精鋭部隊も投入して、門を裏から開けようとする。

尚も苛立つ呉鳳鳴。合従軍の盟主のくせして足を引っ張りやがってと穏やかではなかった。同時に今後の展開次第では難敵・楚の大将軍・汗明が勝手に死んだと掃除に喜ぶ。

大ダメージの合従軍の本陣は、総司令と総参謀は視線が一緒でない。函谷関正面の魏軍が攻めを厚くしていると李牧は呉鳳明が汗明討ち死に動揺せずに冷静な判断をしているのを誉める。 それでも李牧は、汗明の討ち死にが全戦場に影響するのは明らかであり、それを魏軍の奮闘に託すのは危ういと考える。席を立った李牧はカイネを呼ぼうとする。⇒ ( ̄◆ ̄;)戦争の本当の恐ろしさを分かっていないって信に言っていたのは。。。。 しかし、総司令・春申君が待ったをかける。

怒れる戦国四君(最後の一人)。  (A;´・ω・)アセアセ なんかもう、おたくは目が血走っているんじゃ。。お前はまだ動くな、楚軍はまだ終わってはいないと李牧を止める。 春申君は蒙武が他の戦場に流れ込むのを防げばいいのだと言う。大将死んでるのにどうやってと流石に李牧が問うと、俺が赴いて汗明軍を動かすと答える。

ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;このうつけが!!! 福島原発に放水したK総理の所業のたまうんじゃねえ。 前線に出るのは危急の前線を把握するためであって、前線にしゃしゃりでるのではないぞ。

 それが分かっている李牧は止めた方がいい、下手すれば命を落とす、気持ちは分かるが冷静になってくださいと言う。⇒あの時に一人でも当時のK総理に李牧みたいに言う人はいなかったの??しまいには敗戦の地で何かやろうとしてもロクなことはありませんよとまで李牧に言われ、春申君は流石に頭に血が昇る??
 李牧は媧燐軍を一度下げるように勧める。直ぐに対処すべきは蒙武・騰両軍に狙われる媧燐軍だと進言する。そこに伝者が本陣に報告にやってきた。

 ( Д) ゚ ゚ 伝者は媧燐は勝利は目前、総司令さまは函谷関をくぐる準備をされたしと報告する。驚愕の知らせに聡明な二人も驚く他なかった。

よっこらせっと自分のねぐらに戻る楚軍最後の将・媧燐は蒙武軍に備えて危険地帯から退いていた
 臨時の五千将を任された項翼だけが後退の命令に逆らい続け、騰との一騎討ちを続けていた。それでも玉鳳隊がこれに割って入ろうとしたのでようやく退却する。項翼は秦将・騰を相手に切り負けないことで実力を示す。 
 トウ様 頭が凄いことにっ(汗) 頭がパーマ?の騰将軍も一旦退却する。

項翼は媧燐に食って掛かる。もう少しで騰の首が取れたのに何で退却なんだと媧燐に吼えまくる。そんなに私を抱きたかったのかと頬を染めるが、項翼は勿論そっちの方には知らずふざけんなと叫ぶ。友の白麗が止めるのだが、項翼は怒りが収まらない。
 汗明様までぶっ殺されて軍までボコボコ、超大国の軍が山猿共に負けるなんて冗談じゃねえと喚く。第一、この責任を残った最後の将軍のあんたはどうするんだと。

 今から討って騰を倒せば状況を五分にできる、媧燐軍はまだぴんぴんしているだろうと項翼は構わずに吼える。暴言しまくる項翼にバミュウが殺していいですかと大将にきくが、媧燐は止める。 馬鹿だが無能じゃない、調教し甲斐がある男だと言う媧燐は、アホ面でキーキー騒ぐなと項翼に話し始める。

 媧燐は言う、騰、蒙武の首が目的なら最初からそうしていると。戦いの目的はそれの筈と項翼が言い返すが、媧燐はこの戦いの目的は函谷関の突破だとまっとうに答える。 その通りなので白麗も激昂していた項翼も暫し黙るが、尚も項翼がそれを目の前の秦軍をぶっ潰してから後ろの山を抜ける作戦だと言うのだが…。

媧燐「裏を取るのが目的なら秦軍を倒すのはその手段だ。手段は別に一つじゃねェだろ」  ⇒戦争の目的は一つ、戦術は無数。

 分からなくなった項翼のそばで白麗は考えだし、やがて戦いで気になったことを思い出す。媧燐将軍直下の精鋭部隊五千の姿が消えていることに…。

( ゚Д゚)y─┛~~全部ウソさ、そんなものさ(笑)。 媧燐は笑い出し、自分が仕掛けた行為は全てがまやかしなのだと。本命は今頃もう目的地に着いてるってお話さと不敵さ全開で策謀をしかけていたのでした。 函谷関の裏にその媧燐軍五千が到着していた。

(・∀・)ニヤニヤ さあて、ここからどうなるか?本当に裏が取れるかな??

Caocao1あの時に来た勇者たちよ

HNをきちんと書き、辺境のブログであろうと

言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。

  1. お久しぶりです。相変わらずの更新お疲れ様でございます。

    この展開は白麗が言ってた「残りの五千どこいった」の時点でどことなく予想していました。臨武君や汗明が正面からの猪突型に対し楚将とは思えんほど戦術を駆使する媧燐ならやりかねんと思っていたからです。

    あ、その前に騰の頭には吹きましたwwあれは面白かった(笑

    次の展開の予想としてはこの五千を殲滅出来るかどうかの鍵を握っているのは桓騎か王翦か、この二人しかいないと思います。

    まずお頭ですけど同じ戦術を二度も先の山陽攻略戦でやっています。通常なら将は攻守双方をある程度想定出来ることは全て備えてからやるでしょう(ただし蒙武や麃公将軍は別)。お頭は井闌車のようなものを想定して独断で備蓄庫の油を使用しいるし(単純に残虐なだけかもしれんが(汗)、床弩車は情報がないから想定の仕様がないとして本陣が囮で左右どちらかに少数精鋭を派遣するというのは彼なら予測できることだと私は思っています。ぜひとも「桓騎の才覚」に期待したいところです。

    次の王翦なんですがオルドを砦に引き籠らすことに成功しており現時点で最も自由に動くことができます。ならば先のオルド軍精鋭八千を瞬殺して魅せたように同じことをやるのではないかと思っております。「王翦はオルドに自分が函谷関にいると知らされる前に裏側に侵入した部隊を討てるという算段があったのだ」的なナレーションを期待している自分がいます。

    まぁ驚愕した桓騎の顔もまた見てみたいというのもありますがね。その場合いかに素早く対抗策を思い描けるか期待したいところです。何せここで何とか行動しないと白老が討ち死にする可能性が出てきますからね。自分は麃公と白老がこの合従軍戦で死ぬと予想している分外れてほしいというのもあります。

    では一難去ってまた一難と緊迫感が絶えず続く現状にはらはらわくわくしつつ次回の話とご感想をお待ちしております。
    では失礼いたします。ありがとうございました。 【紅蓮さん】

返答①:紅蓮さん、コメントありがとうございます。
>この展開は白麗が言ってた「残りの五千どこいった」の時点でどことなく予想していました。臨武君や汗明が正面からの猪突型に対し楚将とは思えんほど戦術を駆使する媧燐ならやりかねんと思っていたからです。

 オオ、そうでしたか。私は五千はそのまま遊兵になって介士坊さんのように媧燐がなるのかと思ってました。

>この五千を殲滅出来るかどうかの鍵を握っているのは桓騎か王翦か、この二人しかいないと思います。

 いやいや、ここは大王様が親衛隊を率いて自ら出て五千を挟み撃ちで殲滅する。次には函谷関に姿を現してこれより秦国は乱世を統一すると合従軍に高らかに宣言するのが最高の展開だと予想してます(大笑い)。

>自分は麃公と白老がこの合従軍戦で死ぬと予想している分外れてほしいというのもあります。

 そういえば彼らの武運も心配ですね。 それにしても蒙恬はしばらくは戦線離脱かなぁ・・

quotation:義風捫虱堂「全て見えるほど甘くない。 」 121011

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