信発キングダム 346話
キングダム 第346話
#「来ぬはずの援軍」
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜政が倒れた夜の事…。★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
山の民の援軍について政が信に話す。
咸陽を出る前に山の民に援軍を求めるべく使者を出していた。しかし、山の民の城には彼らは一人もいなかった。 これが唯一の手立てだったのにと数名の使者たちは涙を流す。
それでも城には長老の二人がいた。 しかし、山の民の軍は大勢力バンコ万古族との決戦であるから、時機が悪かったと諦めよと笑い飛ばされたと
。
話を聞いた信があの爺と以前の出来事でも思い出したか怒りだす。政も長老たちが端和の元に使者を出すと言ったがそれも怪しいと信じていない。⇒首切られそうになったんだもんなぁ。。
それに言伝が届いても彼らの戦いの真っ最中で、こちらの援軍に来てしまうとこれまでの彼らの犠牲と戦績が全て無に帰してしまうだろうと政は山の民の都合からも無理だと思っていた。
その話で信は昌文君の確証の無い八日を思い出して政にきく。 その通りだった。 遠征地から蕞までかかる日数、それが八日だと政が答える。
暫く考え中で二人とも黙る。ようやく信が政にお前はあいつらが来ると思うかと問いかける。信の問いに天井を見上げた政は――。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||“まさか”の坂があった!!!(蕞側) 文字通り驚倒天地の顔の政。西の山麓に見える人影に政は体を震わせ、貂を抱きしめている腕に力を込める。 しかも七日でと政はかろうじてこぼれた感涙を堪えるのに必死だった。
仲間達が山麓の人影に不思議がる中、信は素直に喜んでいた。俺も思っていた、来てくれるってなとボロボロの身体に剣を握りしめる力が戻ってきていた。
蕞を見下ろす位置に到着した楊端和の山界軍。信と友情をかわしたタジフ、バジオウ、シュンメンの面々もそろう。
タジフが間に合わなかったかと言う。それにバジオウはいや、まだ城壁にかろうじて秦兵がいるとまだ落ちてはいないことを視認する。 当たり前だとシュンメン。
落ちてたまるか、こっちは全て投げ出してきてやったんだと無駄足を嫌うのか、ツン○●なのかぼやく。 それにしてもと無茶するぜ、うちの王様はと仮面を取った自分たちの女王・楊端和様に視線を移す。
;:゙;`(゚∀゚)`;:゙覇権より盟友(信と政)との路を選んだ端和様ぁああああ!!! ((w´ω`w))なんという心・技・体揃った美しさよ!!! なんだとシュンメンの視線に気づく端和様。おもわずシュンメンは視線をそらす。
( ´;ω;`)ブワッオオ、憎しみの連鎖を断ち切る言葉をくれた信、新しき国の広がりへの路を示してくれた秦王・政。端和様にとって新たな戦いへの路へ進めてくれた二人の義はそれほど重かったんや 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
( Д) ゚ ゚まさか”の坂があった!!!(李牧軍) 文字通り戦局でまさかの坂に気づいた李牧。愕然、仰天の心地で一気に勝利の空気がぶっ飛んだ。
李牧一人で敵襲だと声を張り上げる! 西の岩壁に敵影、全軍に急報を出せと命じた。が、誰一人それに呼応出来た者はいなかった。だって全員勝利を確信していたのだから。。。
丘陵から山の民たち(山界軍)は次々に散らばり配置についていく。趙兵が蕞の兵達に降伏迫っている中でもその音が聞こえ始める。 笛の音で幕僚のバジオウが右のゲンマ族が配置についたのを確認、タジフが右のシンバ族も配置完了したと端和様に報告する。いかん、間に合わないと李牧が歯噛みする。猛獣たちは狩りの体勢を固める。
この蕞の地にて最後にきて全戦局の賽をふる楊端和。全軍っ! と手を振りかざす。。。
心の声
信 「くるか!こい!!」
政 「頼むぞ、楊端和!!」
李牧「頼むからギャグだと言ってくれ!!!」
血祭りだ!!
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ぅぉぉぉー(*゚∀゚)=3 ムッハー!!゚.+:。(・ω・)b゚.+:。||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||ヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;ヽ(*≧ε≦*)φ(0゜・∀・)ワクワクテカテカ ∑(゚∇゚|||)バジオウ、崖駆け降りる荒馬を両腕組んで御するのか、すげえ足腰だぜよ!!モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;やれやれぇ!!!!
馬蹄の響きが蕞の城に轟く。傅抵も含めて趙兵たちは他人事のように感じる。秦兵にも聞こえるその轟音の意味に気づく昌文君は目に希望が灯り始める。
山の民たち(山界軍)はその昌文君が守っていた西壁から突撃した! まさかの背後から趙軍は敵襲を受ける。
その姿を西壁から見た蕞の兵が援軍だぁと声を張り上げる。 謎の騎馬隊が趙軍を蹴散らしている、とんでもない数が援軍に来たと喜びの涙で途切れながらも、続けて声を挙げる。 その声に落城で涙にくれた蕞の兵が驚く。
西壁からそれを聞いた昌文君。本当に来てくれた山の民に号泣しながら拝手するのだった。
(@Д@;∑q|゚Д゚|p( Д) ゚ ゚ここからどうやって逃げるのか、李牧は???
モロに王騎の二の舞、馬陽の惨劇である。 軍のほとんどは蕞城に行ってます。 連戦している李牧軍に鋭気百倍の山の民軍、しかも一人が秦兵10人分以上の精鋭で、匈奴とも戦ってきた騎馬術仕込みだ。
(p´□`q)゜o。。はっきり言って流動は使えません! 呉鳳鳴や麃公の時もそうだったように流動は密集した戦場で流れを作る戦術ですから、盤上の外から襲い掛かってくる山の民の軍では使い様がない。
使おうにも本陣には兵はわずかでそれを補うには合従軍の5000がいるが、指揮系統が違う彼らで流動は使えない。 かといって死に兵にしたら合従軍の言いだしっぺの李牧は趙軍の威信と共に地に墜ちる。
こういう戦場だと末森城の合戦を思い出すなぁ。 へたするとカイネとか見殺しになるかも。。。
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