信発キングダム 354話
キングダム第354話
祖国滅亡の危機は去った。
#「合従軍の顛末」
生存を喜び合う蕞の民の元を労う政。 赤子を抱いてみたり、四日目で政に助けられた兄弟が無事であったので二人を抱きしめる。初日に真っ先に戦うと声を挙げた甘秋に母と妹を守ったなと声をかける。皆と共に喜ぶ政。
翌日、咸陽に戻る政たち。楊端和と別れの挨拶をする。別れを惜しむ壁さんの視線の先で、楊端和はまた北のバンコ族と再戦をすると言い、シュンメンがマジかと引き気味になっていた。端和は政にお前もこれかr国土の復興に忙しいだろうと言葉を交わす。
お互いに落ち着いたらゆっくりと会おうと政が語る。信はバジオウに、貂がタジフと語り合う。政の言葉に端和はああと挨拶をして蕞城を出る。政も蕞の民に礼をとって、全軍を咸陽へ帰還させる。⇒ ( ̄◆ ̄;)壁さん、端和様の方をまだ見ているとは…。
その四日後、ようやく李牧たちは函谷関前の合従軍の元に戻り合流した。
戻ってきた李牧に大敗の将がよくおめおめと生きて戻ってきたもんだなと媧燐が毒つく。(ただし韓の張印のせいにする) 各将たちが憮然とする中、李牧は合従軍の振り上げた刃の落とし所、収め所を決めねばなりませんと総参謀として最後の役目を行う。
山陽を魏の元に解放する。秦の山陽奪取を防ぐためにせめてと李牧が作戦案を出すが、総司令の春申君がぬるいと却下する。
もはやその程度ではこの合従軍の溜飲は下らぬと怒り心頭の春申君が次の目標は既に決まっておるのだと李牧に代案を突きつける。⇒ (〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.もう、私情じゃねェ、それって。。。 そもそもこの合従軍には裏切り者がいると。総司令の言葉に媧燐は冷笑、他の将軍たちも一斉にその意味を悟る。 李牧はまさかと言うが、春申君は本気だった。 我ら(合従軍)の戦いはまだ終わっていないと全軍を動かす。
合従軍、函谷関から完全撤退する。
傷ついた将兵たち(部下に肩を担がれるほど重症だった松左什長も含め)が一斉に喜び、喊声を上げた。
それぞれの秦将達 :白老・蒙驁は死んだ張唐に心でやったぞと兜の方へ心の声をかける。桓騎は静かだった。黒桜が何か気にくわぬことでもと聞いてみると、やっぱり守りはつまんねーなと戦気を滾らせていた。オギコの名前違い〈合唱軍〉を指摘する。王翦はオルドに興味が出なかった。 騰は録嗚未の死がとまたしてもフラグを飛ばせば、蒙武は戦が終わったことで鼻を鳴らす。 重傷の蒙恬だったが、副官が死んだらどうしようと冗談が言えるので無事だった。陸仙が戦が終わったと寝ている蒙恬に声をかける。王賁が首級を上げるに足る敵将に出くさわなかったと足りぬ武功に不満状態。
怒れる春申君の率いる合従軍は一路反転して、秦とは真逆の東端の「斉」に攻め入った! by『史記』趙世家
`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!余裕の斉国・王建王。 丙、曹の城が落されても全く動揺しない。春申君のがめつさ、秦から奪う筈の土地と財をこの斉から奪うのかと毒つく。 合従軍を秦のために離脱したらとんだとばっちりが返ってきたなと、側にいる蔡択にこの分も払ってもらうぞと早速督促する。 そんな軽い対応をする王だったが、臣下達には本気で当たる。
丞相の后勝へ敵が“饒安ジョウアン”を越えたら顔聚、田赫の両将軍を呼べと命じる。その時には斉対合従軍の全面戦争をすると。斉臣が臨戦モードに入る。 その中に急報がもたらされる。
『史記』本紀では函谷関から討って出て合従軍の背を打った軍があったと記される。
蒙武軍、合従軍の背を攻撃!!! 攻撃された軍は楚軍。項翼があいつはマジで化物かと蒙武の攻勢に怯む。斉王も蛇をくわえたままその報を喜ぶ。昌平君の打つ手の早さ、傷をもろともせずに奮闘する蒙武に蔡択も感心する。
饒安ジョウアンまで落とした合従軍だったが、そこで解散したのであった。
c(>ω<)ゞ咸陽の後宮では向ちゃんが待っていた。 政に顔を見せず平伏する向。よく御無事で言うが、その後が続かなかった。 申し訳ありませんと謝る向。
乱世の后として泣いてはいけないと思いつつ御出陣にも涙をこらえた。でも、それでも…、
( ´;ω;`)ブワッ な 涙が止まりませんとボロボロ泣く向ちゃん。 そんな涙でぐしゃぐしゃの后を政は約束通り戻ったぞと優しく抱きしめた。⇒_/\○_ ε=\_○ノ 抱擁イヤッホーゥ!
政の胸の中で思いっきり喜びに泣く向であった。
o(;△;)o嗚呼、生きている。
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