少年ジャンプ読み切り回
(´;ω;`)ウウ・・・100話から感想をスタートさせた頃はアニメ化はおろか、読み切りなど想像もしなかったなぁ…
紀元前三世紀の中国『春秋戦国時代』 中華は七つの大国に分かれ覇を争う将に『戦いの世』であった
そして今 国境付近にある景城に続々と兵士団が集結してきた
敵国魏軍の魔の手がこの景城に迫っており一帯の部隊に応援を呼びかけたからである
城壁の上で綺麗な女の子もいる景城の民が城に集結する秦軍を見ている。
集結してきた秦兵たちはそれぞれの名のある部隊を見て壮観な秦軍の部隊を肴に誇らしげに言い合っていた。 土白隊、元康隊、上月で魏の五百人隊を皆殺しにした江鳥に犬治と名のある部隊が集う。語り合うその兵士たちの間を割ってきたのが…、
飛信隊!! 山陽の戦で大功を挙げた部隊。その後、里井を平定しこの微子の地まで北上してきたと兵士たちが一斉に注目する。⇒ (*^-^)嗚呼、きちんと連載の中に組み込んでるんだわ、この読み切り!!
メンバー 兵士たちが一斉に言い合った。怪力無双の百将・田有と竜川、⇒オオ、馬陽で震えていた竜川がこの頃はもうここまで武名が挙がっていたのか、感慨あるなぁ…。そして飛信隊の頭脳 軍師・河了貂を見るが、異様な被り物をかぶっているのが兵達を驚かせる。 ⇒ ∑q|゚Д゚|pなぜに素顔を出さぬ??そうか、可愛すぎるから読みきりで手加減したんだな(苦笑)。
しかし、その隊長が…、いなかった。。。
その頃、既に集結した兵達が城内を徘徊していた。その兵達は景城の民のもめ事を目にする。
食い逃げしようとしていた少年を店のおばさん(南満)が箒で頭を叩きまくっていた。少年は食い逃げじゃない、金落しただけだと言い訳する。今から持ってくるから待ってろと少年は言うが、南満は信じない。
外から兵隊が来るたびにお前みたいな下っ端悪党が悪さするんだと叩く箒にも力が入る。⇒ ( ̄ー ̄)ニヤリそういえば二期アニメではそのあたりの展開が出てくる筈だな
南満の側にいたおばさんは自分ん家から大月刀を引っ提げて、食い逃げ小僧の右手を今にも斬ろうとする。やめろと叫ぶ少年。
翡翠様(嗚呼、後ろの模様は原作でもあまりなかったなぁ) やりすぎですよと綺麗な女の子が咎める。誰でも過ちは一度くらいあります、腕を切り落とすのは行き過ぎですと。
その娘を見た南満たちはうってかわり低姿勢になる。それでも、娘は貴方も食い逃げはダメですと少年を注意する。少年は食い逃げじゃねえと否定しまくるが。翡翠は少年が食べた分を立て替える。南満は翡翠様がいけませんよと言うが、翡翠は南満の子供が病気で金に困ってることを知っての立て替えだった。興味ありそうにその光景を見る少年。
その時、少年の目の前で翡翠が徘徊してた秦軍の部隊長がさらう。部隊長は朝まで遊んでやるからと翡翠を抱えて連れ去ろうとする。南満たちがその横暴を止めようとかかっていくが、部隊長の一蹴りでふっ飛ばされてしまう。このまま慰み物にされてしまうのかと思えた…。しかし、
食い逃げ小僧が部隊長を一発で壁まで殴り飛ばしてKOするのだった!! ⇒ι(´Д`υ)よかったねぇええええ。。。それ以上の行為働いてたら死んでたよ、あんたは。二期アニメに出てくるようにならなくてね。
まさか、食い逃げ小僧の拳で部隊長が即倒する光景に南満たちも驚いた。が、隊長と巻き添え喰らって翡翠も壁に頭ぶつけていた。騒ぎに駆け付けた部隊長の配下たちが少年を見つける。 城内で兵士同士の争いは厳禁なのを知ってた少年は翡翠の手を取ってその場を離れる。 遠くで隊長の配下たちが面を覚えたぞと吼え、南満たちは只の食い逃げ小僧じゃないのかと思い直す。
翡翠は城主の娘だった。逃げださなくても今のは丸くおさめることができましたと少年に話す。助けてくださりありがとうございましたと翡翠は名と共に自己紹介する。少年は信と名乗った。 俺はいつか天下の大将軍になる男だと。⇒後ろの効果音と表示でヤングと少年誌の違いかな…。 信の妄想に近い目標に翡翠は馬鹿っぽいと引き目になる。
信も戦いに景城にきていたと知る翡翠。でっけえ武功を挙げて天下といちいち叫ぶ信だが、翡翠は途中で頑張ってくださいと話の腰を折る。 どこから来たのですかと問いに信は咸陽の周りにある城戸という小さい村からと答える。遠く王都咸陽から来たことに羨ましいと翡翠は言う。 自分はこの城から出たことが無い、カゴの鳥だと。
私はいろんなことを知りません。翡翠は男の子の手にあんなに強く握られたのも初めてで、胸がムラムラしてますと言う。それはドキドキだと信もそこはツッコム。⇒へえ、箱入り娘ですか。連載には一人もいないですね。みんな百戦錬磨の娘たちですから。 城の外に出るくらい簡単、門をくぐればすぐ外だと信が言うのだが、翡翠はそれがどうしてもかなわないのだと答える。
それを聞いて信はじゃーなとその場から去っていく。翡翠が信を見る。信は戦はまだ二、三日先だからと明日に店で会おうと再会の約束をしてくれる。
はいと元気に返事する翡翠。喜ぶ翡翠は帰りにも鼻歌を唄う。しかし、氷雷と呼ぶいかつい男たちが現れ、大事なお話があるとの言葉に翡翠の顔が曇る。
翌日 信が店の前で待っていた。けれども翡翠は来ない。その信を見つけた南満が翡翠の事を話し始める。
翡翠様が敵軍の大将に嫁ぐことになった。 敵軍の陳城の正規軍が増援に来てそこの大将の蝸牛って男が翡翠を渡せば軍を引くと申し出たと。信も陳城の蝸牛は戦いと素行の汚さで知っていたので腹が立つ。そんな男に娘を送るなんてどんな親だと更に怒るが、南満は城主はとうに亡くなり、翡翠様はずっとひちりぼっちだったと説明する。以下説明。
- 城主の家門は翡翠様のみで、実際は後から来た豪族の氷一族が財力で一切を取り仕切っている
- 皆から慕われている翡翠様を長の氷雷は恐れている。だから、翡翠様を軟禁してた
- 今度の一件は氷雷にとっては翡翠様を排除できるし、戦もなくなるから願ったりのことだと。
流石に信は南満たちにちからになってやれねぇのかと詰め寄るが、どうにかしようとしたがダメだったと答える。城壁の上で信は翡翠と会った。翡翠は信の顔をみて今回の件を聞いてきたと分かる。
翡翠は今回の件で和平になって武功をあげる戦は無くなりましたと言う。信はお前が嫁がされる蝸牛は最低だぞと言い返す。同情なんていらない、これはどうしようもないこと、こういう運命なんですからと翡翠は観念する。
それを聞いた信は運命なんてので片づけんな、人生ってのは何とかして切り開いていくもんだと突き放す。わかっているのだが翡翠はそれがどうしようもないから「運命」なんだと答える。ものは考えよう、氷雷一族の呪縛から解放されて城の外で新しい生活になると喋るが、信はぜったいに今よりひどい生活だと容赦なく言い切る。 翡翠は戦で人が死なずに済みますと言ってみる。
しかし、信はそんなもんお前が背負うことじゃねえと言い放つ。お前の人生だ、それでいいのかと翡翠を激しく責める。いいわけないじゃないと翡翠が堪えた涙を流してようやく本音を吐露する。自分の人生を生きたかったと信にすがって泣く。⇒オヤ?右手はきちんと娘を抱きとめているのか信君(笑)
(その日)花嫁翡翠の受け渡しは合戦が予定されていた論平野で執り行われた
和睦の儀も兼ねており両軍武器を置き、皆が見守る中翡翠は蝸牛の元へ行った
翡翠が輿入れする。それをみる景城の兵達、信たち、敵将の蝸牛。翡翠は信の言葉を思い出している。
信は運命ってのに抗いてぇなら助けてやると翡翠に言う。ババァ達の一件で借りがあるからと。きっと機会はあると信は言う。
俺の読みだとあのヤロォはお前を手に入れれば即座に裏切る。
蝸牛は翡翠を手元に来た途端、本当に裏切って秦軍と景城の兵に攻撃をかけてきた。⇒信君に見透かされるような将軍って。。。。(汗) 矢の雨を降らせると騎馬隊も歩兵隊も突撃させる。翡翠の周りは一変して地獄絵図になった。
もし、本当に戦になったらその時こそ好機だ 魏軍は不意討ちの勢いにまかせて一気に勝負を決めに来る ほぼ全軍を使ってな その結果 お前と蝸牛がいるであろう本陣は手薄だ
そうなったら助けに行く 必ずな
翡翠は一人ではさすがにと心配する。しかし、信は一人じゃない、俺の部隊
飛信隊が助けてやる!!
信の部隊・飛信隊が魏軍左翼に奇襲をかける。 魏軍の左翼がえぐられる。信の剣、田有百将の大刀が敵を斬り、竜川百将の棍棒が唸る。槍使いさん(松左)も巧みに敵を突いていく。 敵の奇襲を受けた魏軍は旗の「飛」の字で飛信隊、里井平定後に北上してきた千人隊と判る。偽兵の声で翡翠は信の部隊が千人部隊であることに驚く。
敵襲を受ける蝸牛だったが、飛信隊の隊長・信は数年前まで孤児下僕の身分だと舐めてかかる。⇒ ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~某大将軍「それのどこが問題じゃ?」 蝸牛がその信たちのいる左に兵を集めようと指揮するが、兵力は前に自分が送っていたので予備兵が手薄になっていた。
蝸牛の言葉を聞いた翡翠は驚いた。信が孤児で下僕だった。自分よりもさらに苦しい境遇を切り開いてきた。 蝸牛の軍を斬り進む信の声は翡翠に届く所まで来ていた。前に進んできた少年の姿を見た翡翠は涙を流す。
蝸牛は逃げようとするがもう遅かった。後ろを娘軍師・河了貂が機動させていた。逃さない、オレ達はお前を討つ機会をずっと待っていただと河了貂が被り物から顔をのぞかせる。いつもながらの手配の速さに仲間からもさすがと声が出る。
そして、蝸牛は敵中を突破してきた信になすすべもなく斬られた。いよっしゃーイと味方(尾平)から歓声が上がる。
大将・蝸牛が討たれた魏兵達は腹いせにと翡翠を刺し殺そうとする。 思わぬ敵の行動に信が慌てる。信が来る前に魏兵の槍が翡翠に迫っていく。しかし、
((w´ω`w))翡翠は信に向かって飛ぶ! 無数の槍をかわして無事に信の懐に飛び込めた。翡翠を抱きかかえる信。それを見る娘軍師の被り物がなぜか(笑)逆立つ。。。⇒嗚呼、羌姉がこの場にいないのが残念。
魏将蝸牛を討たれたことで魏軍は退却した 犠牲は出したものの秦軍は論平野の戦いで勝利した形となった 無論武功は全て飛信隊のものである ちなみにこの戦いで景城の実権を手にしていた氷雷は矢で死んだ
お礼をと言う翡翠に信は先に援けてくれたのはお前だと答える。それにしっかり武功も挙げたと。
天下の大将軍にはまだ届かないと話す信。そんな信を翡翠は自分の気持ちで引き止めておくことはよくないと寂しく思う。
だが、信は去り際にまたなと言う。ここ一帯は一、二年で安定しないからちょくちょく来ることになる。その時には鬼ババァ達の店で飯でも食おうと声をかけてくれる。 また会えると悦ぶ翡翠はハイと元気に答える。
氷雷の死後 住民の結束の元 景城の実権は翡翠の元に戻った 翡翠は様々な困難にも住民らと共に立ち向かい、立派に景城の城主をつとめていった ⇒ (((゚Д゚)))ガタガタさまざまな困難とあるが合従軍の蹂躙でも生き残ってるんかなぁ。。
そして 天下の大将軍を目指す信はこれから佳境を迎える乱世の渦の中心へと誘われ、そこで活躍するのである
(o^-^o)連載ではめったに見れないストーリーだったなぁ。 感想を書くのは時間かかったけれど結構、よかった。
この翡翠は連載でも出るかも。。。
quotation:義風捫虱堂「キングダム〔少年ジャンプ読み切り回〕 感想書き始めた5年前は想像もしなかったなぁ…(涙)。」 130514
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