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信約キングダム 340回

キングダム 第340話

#「予想外の変化」
 蕞守城戦三日目-  さ-て詰もうかと晋成常が勝利を疑わず呑んでかかる。

 南壁では飛信隊隊長の信が奮戦しつつも押されている箇所に指示を出す。沛狼を尾平の部署に回し、田永の部署が薄くなれば副長の渕さんに向かわせる。 澤さんの持ち場が危ういと知れば、崇原隊を向かわせようとする。しかし、崇原の持ち場も手一杯だったので楚水に頼ませる。
 自分でできる範囲で最大限に頑張る。信は的確な指示を下して南壁を戦うが、飛信隊の要たる田有、竜川が抜けた穴は大きかった。その中でも頑張る隊の連中も動きも鈍かった。連戦の疲れで動きが鈍いと視ていた信は、自分の隊以上に民兵達を心配するのだった。

 信の予想通り民兵達は想像以上に押し込まれていた。高台で見ていた参謀たちも一気に崩れる流れじゃの金良の言葉に返す言葉もない。貂でさえ諦めの表情が浮かぶ。

(*^m^)さーて初めての一番は感想。。。。(河了貂好きな人はスルーして大王様の行に移ろう)

( ゚皿゚)てえめええ、何じゃその顔は! それでも軍師か!!
頭良くなった途端に気合が萎えたのか。
アニメ一期と原作でみせた気合はどこに行ったか!
王宮の時に見せた啖呵と気合いを忘れたか。 

そんなだからヒロインは二人と言われるんだぞ(怒)!!!

 趙兵に盾越しから足蹴にされたり、無力のまま切り裂かれていく民兵達。それを見る参謀たちは、もはやこれまで状態であった。そんな空気の中を大王様はまだだこれからだと力強く言う。

 Σ(゚д゚;)立った! 力尽きて石畳に崩れ落ちていた民兵達が立ち上がり、猛然と趙兵に槍を突き立てる。血みどろになりながらも立ち上がる民兵達。 死に体と高をくくっていた趙兵達は驚き、予想外の民兵の抵抗に押され始めていった。 
 敵はもとより信達も民兵達の奮戦に驚かされる。どれだけ民兵達の士気を上げたのかと信は政の力に凄さを感じていた。

 民兵達が趙兵を圧していく。老兵の凡もこの城をこの秦(くに)を守るのだと叫びつつ戦うが、趙兵の槍に胸を貫かれる。凡じいと仲間が悲鳴を上げ、死に損ないのおいぼれがと趙兵が死に様に罵る。
 だが、胸を貫かれながらも凡じいはくたばるのは貴様じゃ若造がと吠えながら趙兵を槍で相討ちにする。敵を相討ちにした凡じいが倒れる。死が近づく凡じいは大王様と語らう約束を口にしながら息を引き取った。⇒嗚呼、一期アニメ最終回の王騎将軍さながらです、凡じい。。。

 昌文君が“未知の領域”と言った三日目の戦いで蕞の上に誰も予想せぬ変化が起こり始めていた。

  心身共に力尽きたと思われた民兵達が敵を押し返しだしたのだ

  民兵達の覚醒

  そしてそれは四方全ての城壁の上で等しく起きたのである 蕞はここにきて再び息を吹き返し押し寄せる李牧軍を真っ向からはねのけ始めた

(`◇´*)初めての第二番は、余裕かます李牧の歪む顔様あ! 何なのですかこの城はと李牧は動揺を隠せない。民兵達の奮戦に河了貂は両手を覆うほど涙を流す。 奮戦する民兵達は遂に三日目も持ちこたえる。

 三日目の夜も大王は民兵達を見回る。休みを知らぬ政に信は今晩もまわるのかと声をかける。当然回る政に信は少しは休めよ政と気を遣う。周りの衛兵に気を遣ってないので大王にため口でしゃべる信に衛兵は不機嫌だが、大王は気にも留めない。
 お前に倒れちゃたまらない、この城を支えているのはお前だと信は本心で心配する。分かっていると答える大王の政。なかなかゆっくり話せねえなと信の台詞に政は少し微笑む。終わった後の楽しみにしておこうと気さくに言って見回りに行った。

 大王の民兵への見回りを見る蒙毅と介億。 蒙毅は我らの王がああいうお方とは知らなかったと素直に感動する。私もだと介億も言う。大王の器に気づいていたのは昌文君を始めごくわずかであろうとその器量に感じ入る。⇒ええと君たちは妹弟子から聞いていないんかな?? 
 蒙毅が全兵士に箝口令を敷いているために大王の存在に李牧は気付かないから、敵は何が起きているか分からないだろうと私見を立てる。介億も蒙毅の言葉に頷き、そこが唯一我らが優位に立っている点だと認める。
 大王を芯にして蕞が戦う城に変身しつつあると介億が言う。四日目から負傷兵も再び戦列復帰する、それも想定以上の人数になるだろうと。 それを見越して介億は意外ともつれるとこの戦いに希望を見出し始めるのだった。

 四日目-持ちこたえた蕞。 民兵達を侮っていた趙兵達もここまでくると何か得体がしれぬと気味の悪さを覚え始める。李牧は李牧で尋常ならざる城に王騎がいてもこうならないと見積もり、武将の力でないなら最早一人しかと思い巡らせる。しかし、李牧はそんなことが本当にあるのかとその考えに確信が持てないでいた。⇒ (ノ∀`) アチャーやっぱり李牧は軍神に及ばぬのか。。。合従軍唯一の成功例にあって最後まで踏ん張った二つの城に誰がいたかね??
 李牧は遂に四日目の夜には本物の夜襲をかけた。疲労で眠る者が出てきた蕞にあっては昼よりも苦しいものだったが…、 ( ´;ω;`)ブワッそれでも耐え忍んだ。

 五日目- 南壁で趙兵を斬りまくる信。昌文君の八日まであと三日と希望を思う。だが…、

 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ウウ…民兵達が卒倒する。 

 何もしてないのに民兵達がバタバタと倒れだした。倒れた民兵は死んでいた。

 本当の限界が遂にきたと信が最悪の事態に歯噛みする。その信が見る前で少年兵が一人で趙兵達に狙われていた。勝手に死んでいく民兵達を嘲笑して、趙兵はまだ元気な少年兵に槍を突き出す。殺されるかと思った少年兵は…、

 大王様によって助けられた。 趙兵を斬り伏せた大王と衛兵。まだ逝くな、逝くんじゃないと大王自ら最前線で檄を飛ばすのだった。

 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。死線を超越させるほどの王の力。 特殊技能の腕を切り落とされた喚いている奴が王などと軽々しく口走るもんじゃないわな。。。

Caocao1あの時に来た勇者たちよ

HNをきちんと書き、辺境のブログであろうと

言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。

  1. いつも楽しみに拝見しております。
    今回の話で気になったのですが合従軍の精兵が到着する描写がなかったですね。もう合流しているはずですが……
     戦術面はさっぱりなのですが、この守城戦が始まったとき予想は合従軍の精兵が来て追い詰められたときに反対から昌平君が感陽の住民(意図的に流された大王様御親征の情報を聞いて集まった)を10万人くらい率いてやってくると考えていましたが、そのような展開はもうないかなぁ。    【インクさん】

返答①:インクさん、コメントありがとうございます。

>合従軍の精兵が到着する描写がなかったですね。もう合流しているはずですが……

 そうですよね。。。どうしちゃったんだろう?他の城で防がれているのかな?

>合従軍の精兵が来て追い詰められたときに反対から昌平君が感陽の住民(意図的に流された大王様御親征の情報を聞いて集まった)を10万人くらい率いてやってくると考えていました

 そういうシーンがほしいですね。山の民の援軍も来てもらいたいです。後は武関の当たりから李牧の後背を突いてヒット・アンド・アウェイで兵糧締め上げるシーンも良いな。李牧の南道作戦てどう考えても中入りですから結構危険な作戦だと思うんですよね

quotation:義風捫虱堂「初めての…。」 130425

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