信発キングダム 352話
#「不抜」
趙軍(後軍大将晋成常) 対 山界軍(総大将楊端和) 食い止めよと言っているのか、晋将軍が趙兵に命じる。
が、山界軍の方は…、
あれほどに軍を動かしながらも、端和の手綱は少しも動いていない!
このセリフ感想で使ったのは二度目かな。。。
確実に趙軍を削っていく山界軍に、それでも抵抗する趙軍。その中から数騎ばかりの趙兵が倒れている信に襲い掛かる。加速ついている趙騎兵から信を守ろうと、飛信隊が矛を取って立ちふさがろうとする。
その時に、巨漢の山の民が駆け付けて趙騎兵を石球で殴殺する。驚く飛信隊が見たのは、角が欠けている仮面をかぶっている巨漢の戦士だった。
タジフがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 倒れている信はタジフが来たと顔に笑みが出る。
その頃には山界軍は蕞の城にまで侵入を果たしていた。逃げ遅れた趙兵は城壁の上にまで押されていった。城壁まで追い詰められ、落ちる者も続出する。 そして、昌文君をはじめとする壁将たちから降伏勧告が出て、逃げ遅れた趙兵達は武器を捨てて降伏していった。
やがて趙の殿軍が崩れ始める。 最後まで戦った晋成常はバジオウに出くわし、双剣で斬られた。 傅抵はなんとか逃げ延びた。 カイネも無事に逃げるが重傷を負う。 それらを率いる李牧は振り返りもせずに背を向けて退却していった。
『史記』趙世家の一文より
「四年龐煖将趙・魏・燕之鋭師、攻秦蕞。」 訳: 紀元前241年、龐煖ホウケンは趙、楚、魏、燕の精鋭を率いて、秦の蕞を攻めた。「不抜」 訳: 抜けなかった ――――と。
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー不抜!!!⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーーン||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||゚.+:。(・ω・)b゚.+:。( ´;ω;`)ブワッ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 金良は茫然、蒙毅は佳しと柱をたたく。江亞はもう両手で顔を覆うほど涙する。バジオウは更に敵を蹴散らすと、やがて端和様の手が高らかに上がり掌理の凱歌を上げる。苦労人シュンメンはやっと一息ついたのだった(笑)。
⊂二二二ヽ( ゚ω゚)⊃[] 勝利の知らせが咸陽にもたらされる。 玉座の成蟜は腰を上げ、総司令・昌平君ですら瞠目してその報を聞く。 肆氏は信じられぬ心地で、伝者よ今一度申せと報告を復唱させる。
顔を伏せていた伝者が涙を濡らした顔で、李牧軍退却の報を王宮に伝える。
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||||Φ|。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。(。>0<。)(*゚∀゚)=3 ムッハー!! いよっしゃあああーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ勝ったあああああぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー| 一斉に割れんばかりの喊声が挙がり、勝利を讃える群臣たち。 大王勝利の報に肆氏は万感の思いでその場で泣き崩れる。⇒弱小の大王派で王宮で踏みとどまっていた肆氏、お疲れ様です。 大王派の文官で一番苦労してんじゃないかな。
その中にあって喜色満面でないものが二人。 玉座にあって王族としては勝利に喜ぶが素直に喜べない成蟜。もう一人は全く喜んでいない呂不韋であった。
後宮では陽ちゃんが捷報を携えて向ちゃんの部屋に駆けこんだ。大王様の無事と勝利に向ちゃんが陽ちゃんの胸の中で号泣する
。
絶望の戦場から勝利した蕞の城。 端和様率いる山界軍を大王様自ら蕞の兵達と共に迎える。
壁さんが顔を染めるほどの美しさで(笑)、よく耐えたなと端和様は笑顔で大王様に言う。間に合ってよかったと自分たちの都合はおくびにも出さずに話す。
そんな山界の女王に政はその手を取り、心底救われた思いを込めるように頭を下げて礼を述べる。ありがとう、本当に…救われた、ありがとうと。 ⇒ (o^-^o)うむ、このときの端和様の顔がまた御美しいぜよ!
その大王様の姿を見た秦兵達は一斉に拝稽首して山の民たちに礼を示す。誰ともなく一堂にお礼されたので、山の民達も驚き戸惑う。そんな光景を端和様は微笑み、見る。
その中にタジフと貂に肩を担がれてきた信がやってくる。やったなと信が声をかける。ああと大王様が快く返事をするのだった。
;:゙;`。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。`;:゙永かった。。。
| 固定リンク | 2
「趣味」カテゴリの記事
- 信伝キングダム 589(2025.05.18)
- 信伝キングダム 587(2025.05.14)
コメント