◇第372戦◇ ちょうどいいとこに間に合ったな
#「討伐軍出陣」
「王弟成蟜の軍が北東の地・屯留で反乱を起こした。反乱の火は屯留から周囲の城邑へと広がってきている。急がねば北東一帯は取り返しのつかぬ状態となる。
我らはその反乱を鎮圧する討伐軍である。相手は同じ秦人であっても容赦するな。情けをかければこちらがより多く血を流すぞ。
全力で屯留反乱を鎮める! 行くぞォ!!」
討伐軍三万出陣 総大将 将軍・壁!!!
不死身の壁さんが遂に将軍キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・ o(;△;)o* !!!! 合従軍から二年を経て、壁は遂に将軍となった。 副将の馬仁が遂に将軍としての第一陣、三万とは列国も注目する大軍ですぞと嬉しさを隠さない。壁のいとこである郭雲千人将が一族が財をはたいて出世させた甲斐があったと冗談の口も出るほど。いとこの戯れに壁は咎めつつ、此度の戦は普通の戦でないから気を引き締めろと言い聞かせる。
゜。°。°。°。°出陣前の軍議。°°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
成蟜が謀略に嵌められていると大王様から言われ、驚く壁。 憶測の域を出ぬが、もしそうならばあいつを救出してもらわねばならぬと大王様は命を伝える。 恐れながらと壁は戦が始まればそんな余裕はありませんと言及する。
大王もそれがわかっているので、お前に討伐軍の将として反乱軍鎮圧に集中してもらい、成蟜救出を別の実行部隊に当てると説明する。実行部隊はと壁がきくと、飛信隊と大王様は答える。
今、魏の前線から屯留方面に向かわせている。予定では屯留前の雪盆地で討伐軍と合流できるはずだから、合流したらこの任の旨を直接、信に話してくれと大王は命じる。昌文君も後軍準備を進めるが、できれば味方内で当たりたいと希望を言う。 頼んだぞと大王様に言われ、命令を受けたのだった。
゜。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
場合によっては救出と難しい現場判断をさせるとはと任務の難しさを思う壁。 信が出来るかと不安に思うが、それでも信の直感や貂もいるから大丈夫かもと長年のつきあいから信じはじめる。 元気にしているだろうか、おれは実力でこの二年で将軍になった、お前も成長したんだろうなと弟を思う心地で壁は信と会うのを楽しみにするのだった。
屯留‗ 捨て駒(#゚Д゚)y-~~イライラがいきがっております!!!
蜂起はでかくなり続々と屯留に反乱軍が集結した。 一年前から準備していた蒲かくは金をばらまき有力者を手なづけていた。周囲の城邑にも雄弁を振るい蜂起を促していた。 その雄弁に各有力者が答えて兵・民もすんなり応じる。
兵力の多さに蒲核は大衆を愚か呼ばわりしつつも、咸陽を攻め落とせるかもと横の将軍に言ってのける。龍羽将軍は函谷関が閉じられればそれ以上進めぬ、討伐軍の将の首を取るところまで俺の仕事だと言う。 蒲核は将軍に楽でいいというが、呂相国が最も楽だと口にする。 ついでに成蟜一派の者達を捕えて獄につないだ。
咸陽‗ ( ・∀・)つ旦~~横になって女たちに耳掃除してもらい、余裕カマス相国。
蒙武に行かせずに大王派の武将に討伐軍を任せたことを食客たちに問われる。相国は大王派と王弟派の同士討ちで相手陣営は著しく力損なうからと弱体化の狙いを語る。 儂らは連中の四苦八苦する姿をただ眺めていればいいと余裕をみせる。 納得する食客たちに相国はもう一つの仕掛けがある、無事に討伐軍は屯留につくことができるかなぁと笑う。
十日後、屯留まで二日の盟平野で討伐軍(壁)は、屯留反乱軍七万(龍羽)と対峙した――
七万の数に驚くも、壁は合流して四万だが敵は一般人にも武器を持たせた数だから正規軍ならば勝機ありと判断する。 数を質で凌駕すると壁は部将たちに配置を命じた。が右方から砂煙、軍勢が迫っているとの報が入る。
趙軍が_/\○_ ε=\_○ノ イヤッホーゥ来た! 驚く壁。龍羽は全て手筈通りだと趙軍も味方にしていたのだった。 錐形を組んだ眛広将軍は秦軍の横腹を突こうとする。
先に横腹を突かれるとみた壁は自ら動いて右軍を動かそうとする。けれども、右軍は混乱していた。 壁が来て真横に防壁を作れと命じるも、右軍の反応が遅く、壁は動揺する。⇒流石壁さん、いつものパターンです。
Σ(・ω・ノ)ノ! その時、右軍と趙軍の間に別の軍が割って入った。 進軍を遮られて動きを止める趙軍。別の軍を見た討伐軍も驚く。 砂塵の中にはためくその軍旗を見た壁が叫ぶ。 あ、あれは…、
飛信隊キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
゚.+:。(・ω・)b゚.+:。飛信隊はレベルが上がった
信はレベルが上がった!!!
鎧が新調された
矛を持った。
二の腕がさらに太くなった。羌瘣たんはレベルが上がった!!!(*´д`*)ハァハァ
顔がさらに綺麗になった。
巫舞の気を更に使いこなせるようになった。貂はレベルが上がった!゜.+:。(*´v`*)゜.+:。!!
ヘアバンドをつけた。
顔が大人の女になった
マントを纏った
胸が成長した楚水さん、岳雷さんも、田有がさらに強そうだ
貂が素早く部隊に合図を送る。趙軍の前に立ちはだかる信。ちょうどいいとこに間に合ったと自信に満ちている信は軽く笑った。
。*((艸д・。`*)゜*。つ、遂に王騎将軍の矛かぁあああ!!!
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