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信発キングダム 357話

#「脱走者」
 冥府魔道の路まっすぐの羌瘣。趙の老眉という地で羌瘣は一人の女性と出会う。

名は羌明。 外の世界につながる羌族の小さな集団の長であった。羌瘣はその彼らから情報をもらい、仇を探していたのだった。茶屋に入った二人は少し一服する。ほんとうに少しの時間を過ごしたら羌瘣はさっそくに突き止めた仇のいる場所を聞こうとする。だが、羌明はまあ待てとかわす。羌族のものと話をするのは十七年ぶりだと、脱走して以来だと自らの過去を口にした。

 村からの脱走と聞いた羌瘣は大いに驚いた。脱走者がいたのかと驚きつつも羌瘣はどうして逃げ出したのときく。それに羌明は答える。祭が怖くて逃げたと。

 自分の強さに自信を持っていたが、いざ祭に集まる代表者たちを見て自分が下から数えるのが早い程度だったと思い知ったからと言った。死を恐れて祭から逃げた。 羌瘣は自分は死ぬのが怖くなかった、連中と戦うことも死ぬこともと自分の時のことを言う。⇒ ((・(ェ)・;)) そ…そういうのを●ートっていうんだよね。

 羌瘣は追っ手はこなかったのかと聞く。羌明は全員返り討ちにしたと答える。死ぬまで追手が来るはずなのに何故に全員と言えるのかと疑問が浮かぶ。その疑問に羌明が答える。追っ手は全部で八人だったと。七人まで死にもの狂いで討ち果たし、八人目で取引を持ちかけてそれが成功したのであった。

 ( ̄Д ̄;;外の世界と羌族のために一生働くことを条件に生かしてもらえる。里では死んだことになっているから二度と戻るな、面汚しと捨て台詞を羌族の使者から利息がついて羌明は生き延びたのであった。それから十七年、秦で夫がいて子供を二人も設けたのであった。 
 別な意味の祭の裏切り者の話を聞いた羌瘣。 羌明の話に外へ出ることを夢見て祭で死んだ象姉の事を思うとズルいと思う、でも貴方みたいにガムシャラに生きる道も会っていいんじゃないかなと思うよと言う。⇒ ( ´;ω;`)ブワッ 嗚呼、やはり信たちと過ごした時間は確実に羌姉のすさんだハートを癒していたんだなぁ…。 思わぬ同族の言葉に羌明は慰められるのであった。

 子供について興味津々な羌瘣を見て、羌明は仇討ち以外何もないと聞いていたことと違うと感じる。 この娘は仇討ちの先を見ていると。 そんな羌瘣を見た羌明は老山、ここから見える山に現蚩尤の連がいるのだと情報を教える。 仇の居場所を遂に知った羌瘣に廉について羌明は更に教える。 もう手が付けられなくなっている、祭を経た時から変調をきたして魏に抱えられたが追放されたという。

 奴は汚い手を使うが、祭をくぐり抜けた蚩尤の力を侮るなと忠告する。しかし、羌瘣はあの時、私が祭に出ていれば蚩尤はあいつじゃなかったと豪語する。 いざゆかんとする羌瘣に羌明が待ったをかける。 彼女は私からも象の仇を頼む。象が産まれた時には私はまだ村にいたのだと。そんな羌明の気持ちに羌瘣は拳を突き出して応えるのでした。⇒ヽ(´▽`)/ううむ、すっかり信のノリが受け継がれてますな。

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 やっと会えたな、幽族の連と羌瘣は遂に仇に向かって吼える。 蚩尤様と呼べと連は羌瘣を小娘呼ばわりする。

バカが、同じだと連が言うと、羌瘣の周りから連の仲間たちが現れた。

Σ(;・∀・)さあ、冥府魔道最終楽章の始まりだ。

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