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◇第380戦◇ 三点を撃破する!

#「私情と戦略」

          

 隆国「状況が変わった」 魏著雍攻略戦を担当する騰は軍議に飛信隊と玉鳳隊を呼ぶ。飛信隊から信、河了貂、羌瘣が、玉鳳隊から王賁、番陽が来た。 それぞれに飲食物をふるまう騰陣営。その参謀の隆国が状況が変わったと開口一番で軍議を始める。

 秦だけでなく魏も軍を著雍に集結させた。大将軍・呉鳳明だけでなく正体不明の三名も到着した。その三名は大梁から来る途中に倉・備台・北台の秦の城をたった一日で陥落させたと。驚いた信たち。隆国はこの三名は現在調査中だが兵はそれぞれ二万で計六万の加勢になったとこちらの戦力が圧倒的不利になったと報告する。更に魏軍の布陣も地形に合わせて軍を広げて一つの要塞の如く仕上げていると敵軍の構えが容易ではなくなったと言う。それは布陣図を見た貂もつけ入る隙がないと言うしかなかった。 。゜゜(´□`。)°゜。秦軍圧倒的不利です___

どうするのかと貂が何か手はときく。騰は飲みながら今打とうとしていると答えた。 騰が答えたので信もどんな手をときいた。

 著雍より北、趙との国境“拡陽”にいる王翦軍に援軍要請を出すところだと騰は案を出す。精鋭の王翦軍がくるのかと信が唸ると、やめろと声が出る。声の主はなんと王賁だった。 
 王翦軍をここに呼ぶのは絶対に止めろと王賁は平然と言う。信だけでなく騰たちも子たる王賁の発言に真意を測りかねていた。

 拡陽城の王翦_周辺の作戦図を見ながら王翦ら幕僚たちがいよいよ著雍に火がつくと激戦の時を計っていた。彼らは主・王翦の読みからそろそろ騰から援軍要請が来るはずだと待っていた。 そこに伝令が来たので皆が来たかと思う。
 しかし、伝者は騰軍が著雍攻略に向けて開戦の体勢に入ったと報告した。援軍無しで開戦に踏み切る騰の決断に幕僚たちも戸惑いを隠せない。今の秦軍にとって著雍の重大さと難しさは簡単ではないのにと…。珍しく王翦様の予想が外れたと一人が言うと、伝者がもう一つの報告があると口にする。 幕僚たちが何だときくと、若の玉鳳隊も著雍戦に入っていると言う。

 開戦準備の飛信隊。 信と羌瘣がそれぞれ軍を率いる。副長の渕さんが貂に本当にうまくいくのでしょうかときくが、貂も正直分からないと勝算を計りかねていた。 信は開戦前の軍議での王賁を思い出していた。

゜。°。°。°。°。°。°。°┗(^o^)┛王賁のターン!!!。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 王翦軍を呼ぶな。息子である王賁の発言に信はそれはと口にし、隆国が完全なる私情だと信の反応に同調する。幾ら親父と仲が悪いといってもと続けようとする信の言葉を王賁は馬鹿を言うなとはねつける。俺は今戦略の話をしていると切り出す。戦略の言葉に騰たちや貂も王賁の話を聞こうとする。

 著雍が秦が中華に出るための要所ならば拡陽は趙が秦東部攻略の楔を打とうと狙っている要所でもあると王賁は言う。 まさかの趙軍との関係に隆国、貂が仰天する。 更に王賁は拡陽を落せば趙軍は南下して著雍、山陽まで強奪する可能性を示唆する。 驚く貂はそんな簡単にいかないし、こんな飛び地を趙が取る意味がないと王賁に食って掛かる。⇒ ( ゚Д゚)y─┛~~決められないことを決めるな、思い過ごしの脅威まで作戦を立てるなと某国の大王様や参謀長もいってたっけかぁ。。。

 意味がないと認めつつも王賁は趙から山陽、著雍を魏に売ることはありうるし、趙軍に南下されたらこちらの軍だけで趙魏軍と戦う危険性も述べる。 恐るべき予見を述べる王賁だが、それでも多少の私情は入っていると自分の言葉を訂正する。かたくなな王賁の自己訂正に信が少し驚く。 そして、騰は私情が入ろうとも今描いた絵は十分注意するものと王賁の戦略の鋭さを認める。
 録嗚未がそれでも著雍を抜かなければ中華への出口を固められると当面の目的に話題を戻す。⇒入口じゃないのか? 隆国が第一の目的は著雍であり、王翦軍まで呼ばなければ取れないと当面の作戦を語る。

 いや取れると誰かが言う。 暫し間を置いて皆がその言葉に気づく。

 取れると王賁がまた言ったので、皆は驚倒する。 さっきからの王賁の言葉に遂に録嗚未がキレて、何言ってんだてめえはと怒鳴りつける。騰と隆国でも戦術出しきって取れないの結論だからこそ苦肉の策の援軍なんだと吼える。取れるの王賁の言葉に貂も必死に絵図を覗きこむ。

 王賁は一見完璧に見える魏の布陣にうっすらだが弱点があると。それは比較的深い森に遮られている南西、北西と川の先にある一点の三点を指摘する。 貂はこの三点は抜くのも難しいけれど突破してもすぐに援軍が来てしまう、不用意に中に入れば囲まれて全滅の危機に陥ると反論する。それは隆国も同意見だった。 
 だが遮蔽物のせいでほかの所よりもわずかに伝達、援軍の遅れが出ると王賁は奇策の可能性を述べる。んなもん大した差じゃないと録嗚未までもその無茶ぶりを非難する。 それでも、王賁は一つではそうなるが三つならそれなりのひずみが出来ると自らの奇策の尾をみせる。

 三つの言葉に驚く信たちに王賁は奇策を明かす。

 軍を多数に分けるが、主攻は三つにする。その三軍で同日同刻に三点を撃破するのだと。

       

((・(ェ)・;)) 大胆不敵な王賁の奇策だけれど、これって時間差攻撃だから厳しいんじゃないのか?

うしつぎの予想 以下伏字

  1. 王賁の三点同時攻撃開始
  2. 呉鳳明予測済み。 地勢の険しさから思いついたんだろうがだからこそその地点にはあの三名を配置しているのだ
  3. その三名に王賁、信ら大苦戦 粘られて押し切られそうになり、騰も撤退命令を下そうとする
  4. 自分の戦場を戦いながら信が突然に他の戦場の動きまで臭いをかぐ。他の戦場の動きを把握してひらめきが出る。 それから信が自分の動きで全戦線を動かして魏軍を揺るがしていく。

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