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◇第389戦◇ 

#「紫伯の名」

 

王賁(左翼)、関常(右翼)、包囲機動で紫伯軍を攻撃中! 背後から攻撃を受けた紫伯軍だが、側近たちは愚か者共がとほくそ笑んでいた。 それは攻撃中の王、関にも気づく。 関常は全騎止まれと進撃を止める。

∑(゚∇゚|||)魏軍他予備軍、玉鳳隊の退路を断つべく移動中!!!

迂回機動ですね。 包囲されつつあると聞いて番陽は狼狽える。 王賁の下に関常も駆けつけ、謀られましたな若君と言ってきた。 戦車の急襲、騎馬隊突撃といずれも我らをここに足止めするためのもので敵の攻撃に躍起になって対処した我らはまんまと踊らされたと策の全貌を説く。
 王賁が敵の予備軍はもっと奥にあるはずだったがと口にするが、それに関常は向こうが動かしてきたのでしょうと答える。我々がここまで後手を踏まされるとはここの敵将は相当やりますぞとその強さを推し量る。関常は今ならまだ包囲をかわせる、乱戦を解いて離脱することを提案する。

 しかし、王賁はこのまま突破して敵将の首を取ると強硬策を採ろうとする。

 関常は驚く。だが王賁は今、敵後方の守備を左右に押し分けたのだからこのまま錐行で突入すれば敵将までたどり着けると。 三突きで首級を挙げ、離脱すればそれからでも包囲は十分抜けられると強硬策を譲らない。 

 当然だが関常は反対する。無茶だと。⇒ (A;´・ω・)アセアセ 大胆案は博打案とは違います。大胆案は保険がきちんとあるのです。 敵と深くかみ合えば離脱は困難、短期間で敵将を討てる保証も無い、賭けに出過ぎ、今すぐ脱出をと尚も食い下がる。しかし、王賁は貴様と話している暇はないと関常の進言を打ち切って攻撃に出る。
 たまらずに関常は…、父君王翦はそんな危うい手は打ちませぬぞと声を張り上げる! 思わぬ大声に王賁たちの攻めが止まる。数刻間を置いて王賁はだからどうしたと関常に言う。 捨て身が過ぎる、王家の統主と継ぐ身としてもう少し命を大事にされよと声をかける。 
 戦に私情は持ち込まぬそれに時間の猶予と騎馬の突破力を計っての判断であって素敵なではないと王賁は反論する。玉鳳の力を見くびるなと王賁が言うと、関常は右翼は付き合いませぬと拒否する。番陽は驚くが、王賁は好きにしろとそれを認めて自分たちは攻撃に出る。
 置かれた関常軍。 良いのですかと部下から問われる。 関常は別にお守りをしろと殿から仰せつかったわけではないと気にしてもいなかった。それでも私情は持ち込まぬとの言葉には気に留める。 玉鳳隊から離れた関常軍は騎馬隊から歩兵隊まで離脱にかかるのだった。⇒ (^-^;わざわざ私情と言葉にするそれ自体が持ち込んでいる証左であるのに気づいていないのか?? こういう点は信の方が鋭いね

 王賁騎馬隊、敵将・紫伯目がけて突進:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+!

 突き進む王賁騎馬隊。それでも番陽は魏火竜の存在を気にしていた。それは王賁も同じ。槍を極めんとする者で魏の“紫伯”の名を知らぬ者はいないとその名槍を王賁は脳裏に描く。

 紫伯キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!! 今その時、横から紫伯が襲い掛かってきた。紫伯の槍は瞬く間に王賁の周囲をほとんど消し去った。

 龍指を繰り出す王賁。紫伯はあっさり弾き飛ばし、龍指を放った。一度出した技をあっさり模倣され、王賁は驚愕する。

 かわした次に王賁は槍の連続突“龍巣”を繰り出した。 

 紫伯はそのことごとくを防ぐが、一突きを防ぎきれずに頬を切らす。

 

( ̄◆ ̄;)ううむ、王賁はどこかまだ自立していないなぁ。。 関常が庇っての死亡フラグを立つそうな気がしてきた。。。

 

 
 

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コメント

CIC担当殿、コメント万歳でありまあす!!
>毎日暑いですが、7月まではエアコンは使わずに乗り切ろうと頑張っているCIC担当です。

 今年は冷夏ときいたが、それならそこまで大丈夫でしょうがあまり追いつめすぎないようにね。こちらもまだエアコン使ってないなぁ。

>王賁は自分が相手にしているのが、誰だか解っているのかと。考えてしまいました。

 まあ、自分から著雍攻略作戦案を出した手前、自分がミスるわけにもいかないのでしょう。それにいつもいつも優勢な立場で戦が出来る筈もないので王賁の決断もこれまでの戦歴で出した。 だが相手は輪虎以上の猛者だった。。。

>私は時々、王賁が自分の家の家名と父の巨大さを意識し過ぎているような気がするんですよね。

 そhれは必ずありますよね。真面目すぎなんでしょうね。自分が名門武家として劣るわけにいかないと。傍系の王騎が六大将軍になったのも意識しているのかもしれませんね。

>確かに血筋というのは、立身出世に於いて無視できぬ要素ではあるのでしょうがそれだけが全てではないですからね。

 王賁が自分で選んだ目標が出来てくるとかなり変わりそうですね。信も初めは成り上がるための天下の大将軍が目標だったけれども、いろんな将軍と会って戦場を踏んで描いてきた目標の世界がでかくなってきた。それが信を強くしているからね。

投稿: うしつぎ | 2014年6月17日 (火) 20時15分

お久しぶりです。
毎日暑いですが、7月まではエアコンは使わずに乗り切ろうと頑張っているC
IC担当です。

>大胆案は博打案とは違います。大胆案は保険がきちんとあるのです。
 大胆な策に限らず、将は何かあった時の保険をきちんと用意しつつ指揮を執
 らねば全軍が窮地に陥った時に対応できないでしょう。
 この策は、あまりにリスキーすぎて、楽観さすら感じましたね。
 王賁は自分が相手にしているのが、誰だか解っているのかと。考えてしまい
 ました。

>わざわざ私情と言葉にするそれ自体が持ち込んでいる証左であるのに気づい
>ていないのか??
 私は時々、王賁が自分の家の家名と父の巨大さを意識し過ぎているような気
 がするんですよね。
 信と初めて会った時もそうですけど、王一族の本家の血筋だという事を前に
 出し過ぎるだけでなく歩兵部隊で下僕の出である信が率いる飛信隊を見下し
 たような態度も見え見えでしたし。
 今回の策は、自分にのしかかっている名門の血筋というプレッシャーに負け
 まいとして焦り、逸った結果の様にも思えて仕方がありません。
 蒙恬のように、肩の力を抜くといくことも覚えた方がいいと思えます。
 蒙恬も、自分の家の事を意識していないわけではないでしょうが、それをさ
 らりと受け流しているので、信とも馬が合うように思えるんですよね。
 郭備のように、下僕の出身でも千人将になれる。
 確かに血筋というのは、立身出世に於いて無視できぬ要素ではあるのでしょ
 うがそれだけが全てではないですからね。
 廉頗も、身分や地位など大将軍になるのには関係ないと言っていましたし。
 いずれにしても、私も今回は危険な匂いがしますね。

投稿: CIC担当 | 2014年6月14日 (土) 18時37分

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