« ◇第394戦◇ | トップページ | ◇第396戦◇ »

◇第395戦◇

#「王賁の責務」

 

王賁vs.紫伯第2R 

 乱戦の中、両大将が槍の応酬を繰り広げる。しかし…、

(ノ_≦。)毎度の王賁君、先の古傷パックリです それでも王賁は紫伯の槍の速さは目で追うことが出来、頬をかすめても槍をかわす。紫伯の槍の早さだけは慣れたのだが、その威力にはどうしても防げなかった。⇒ううむ…、ここら辺は輪虎戦の信の成長より足りないな。

 紫伯の槍の威力には他の玉鳳隊の兵も根をあげるほどである。王賁は自分の槍が正確さを練り上げたのに対して、紫伯の槍が敵を葬る力を練り上げていると知る。それは若年からの過酷な戦場から生き延びるために身につけた力だと。⇒同じようにして過酷な戦場で練り上げ力を持つ人がいるんですがね。。。 その一騎打ちに魏兵が割って入ったりする。玉凰からも助太刀しようとするが、紫伯の槍の餌食になるだけだった。 ただでさえ数が少ないのに助太刀すらできない玉凰隊は殆ど打つ手なし状態だった。

 そして、ついに王賁の胸に紫伯の槍が突き刺さる。穂先半分程度の深さであったが、それでもまたの負傷は玉凰の士気を揺るがすに十分であった。

 限界だと感じた関常は副長・番陽に退却を促す。

未明の軍議
関常は紫伯とまた戦おうとする王賁に苦言を呈する。力の差は歴然だと。このまま戦えば作戦失敗の汚名を残すと関常ははっきりと言う。 作戦中止を進言し、王翦軍の援軍を求める代案も出したが、王賁は斥けた。 
 無茶な作戦だがそれをやり遂げてこそ武功になり、まだ俺が紫伯に勝てぬと決まったわけではないと言って、その場を後にする。
 職務怠慢だと関常は副長の番陽を責める。しかし、番陽は此度の作戦やこれまでの戦いぶりから
王賁様の力を信じてただ戦うだけだと言うだけだった。それでいいのかと関常は言うが、番陽は何も言わなかった。

 王賁の負傷を見て番陽は全軍に退却を命じようとしたが、王賁が倒れかけながらもまだだと制する。 涙をこらえる番陽は皆にその場に踏みとどまって戦えと奮戦を命じた。 無茶ぶりに関常はお前ら此処でと声を挙げるほど驚き、魏兵がこいつら玉砕するつもりだとあざ笑う。 

 その魏兵の嘲笑に王賁がバカを言えと声を出す。

道はまだ始まったばかり、
魏軍大将軍紫伯を倒して著雍を獲る。 その先も後退をしている暇はない
やすい勝利でも足りぬ 大きな勝利を手にし続けねば
中華に名を轟かせる大将軍には決して届かぬ

それが王家の正当な後継ぎとしての俺の責務と王賁が胸中を吐き自らを鼓舞する。

 なぜ生き急いでいたのか、身を切るように戦っていたのか関常は王賁の言葉で理解する。その王賁に紫伯の槍がトドメとばかりに襲い掛かる。

 その攻撃を掻い潜るようにかわす王賁。交叉して放った槍は紫伯の左腕をかすめたのだった。

 

( ̄◆ ̄;) やはり信の方が先に進んでるような気がするなぁ…。 その辺りは信は馬陽で王騎将軍に教わってる。 王賁はようやく信のいう大将軍の重みが実感してきたんだなぁ。自分の言葉で…。

| |

« ◇第394戦◇ | トップページ | ◇第396戦◇ »

趣味」カテゴリの記事

コメント

CIC担当殿、コメント万歳であります。
>私は本日見ましたが、心底呆れかえりました。

 嘆かわしい限りですね。真実をそらし、真実からそむける、ジャーナリストの価値はないと言えましょう。

>「自分なら龐煖を討ち取っていた。」と言っていたけど、無理ではないでしょうか?

 無理でしょうね。王賁はどっか信に嫉妬している面がありそうな気がしているんですよ、私は。。。

投稿: うしつぎ | 2014年8月12日 (火) 17時32分

更に興味深い動画を見つけました。
URLは以下の通りです。
http://himado.in/230493
思いきりあきれました。

投稿: CIC担当 | 2014年8月 6日 (水) 04時02分

順番逆になりましたが、感想第二弾です。

>王賁は自分の槍が正確さを練り上げたのに対して、紫伯の槍が敵を葬る力を
>練り上げていると知る。
 紫伯の事を知っていたのなら、戦歴をちゃんと調べていなかったのか?
 武家の名門の財力を使えば、生い立ちや今までの戦いくらいなら知る事が出
 来たと思うんだが…?
 死んだと思っていても、似た様な傾向の相手と相まみえた時に備えておくの
 は大事ですよ。
 合従軍との戦いの後、「自分なら龐煖を討ち取っていた。」と言っていたけ
 ど、無理ではないでしょうか?

>中華に名を轟かせる大将軍には決して届かぬ
>それが王家の正当な後継ぎとしての俺の責務と王賁が胸中を吐き自らを鼓舞
>する。
 う~ん。
 やはり、王家の跡取りという枠から抜け切れていない…。
 信の場合は、自分が下僕出身だという事からとっくの昔に抜け出して、自分
 自身で理由を見出しているのに…。
 共に育った漂。友であり、中華統一を目指す若き秦国の王政。始めて目の当
 たりにした秦の怪鳥こと最後の六大将軍王騎。
 山陽の戦いで、死闘を繰り広げた輪虎。嘗ての趙国三大天廉頗。函谷関攻防
 戦で、自分の上官となった麃公。最後まで武人としての生を全うし、国難を
 救ってから長い旅を終えた蒙驁。
 そういった人物との出会いを糧にしながら大将軍への道を歩み続ける信に対
 して、王賁からはそれが感じられないんですよね。
 今まで、強敵と戦っていないわけでもないはずなんですが…。
 それとも、今までの戦いから何も学んでいない。なんてのはなしですよ。
 いや、マジで。
 それでは、信だけでなく羌瘣にもある部分では、劣ってしまうと思うんです
 よね。

余談になりますが、ご覧になったかもしれませんがある動画のリンクを張らせていた
だきます。
http://himado.in/230444
ひょっとしたら、削除されてしまうかもしれませんので、その時は、ユーチューブで慰
安婦 捏造で検索すると元になる動画があります。
私は本日見ましたが、心底呆れかえりました。

投稿: CIC担当 | 2014年8月 5日 (火) 23時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ◇第395戦◇:

« ◇第394戦◇ | トップページ | ◇第396戦◇ »