◇第398戦◇
#「戦わぬ訳」
∑(=゚ω゚=;)絶体絶命の信たちの下に隆国軍が援軍に来た!! 援軍を計算に入れてなかった荀早は抜かったわと舌打ちする。絶体絶命の信たちは喜ぶ。隆国軍はたちまちに凱孟軍を押しこんでいく。
援軍の理由。それは、貂が戦場の隣にいた隆国軍と援軍要請をしていたから。
隆国将軍の幕舎で貂が隆国将軍と対峙する。貂は自分の作戦を説明し、右翼が本陣に突撃した後で孤軍になる信たちを助けてほしいと。早すぎれば相手に気づかれる、遅すぎれば間に合わないので頃合を見計らって駆けつけるようにと。
幕僚たちは貂の要求にこちらも激戦中、援軍要請なのに条件付きなのかと文句を並べる。当然の反応だったが隆国将軍は静かに対応する。こちらは山を越えていくのだから容易ではないぞと。しかし、貂は隆国将軍ならばたやすい筈ですと答える。⇒まさか出来ないとは言いませんよねえって煽るのかよ…。 まあなと隆国将軍は簡単に言う。
全ては著雍を取るために。 貂がそう言うと、隆国は調子に乗るなと賢しげな軍師に一言釘をさす。戦中に援軍を要請するのは恥と思えと。一つ貸しだと隆国将軍は貂に答えて援軍を出すことに決める。
ι(´Д`υ)アセアセ 新手の援軍〈隆国軍〉とぶつかり、たちまち劣勢になる凱孟軍。 なぜか隆国は凱孟には貸しがあるからと呟く。 凱孟が自ら囮となって儂を嵌めたのかと信に問う。信はお前を嵌めたんじゃない、魏軍全体を嵌めようとしてるんだと答える。もう戦局は一転してしまった。凱孟の部下達が一旦お下がりをと退却を口にしてくる。
王騎らと同じく、貴様も儂との一騎打ちを拒むのかと凱孟がこぼす。おまえがこのまま戦うならもちろん戦ってやると言う信だったが…。
どこか引っかからないと信は凱孟に疑問がわく。信は凱孟の強さは本物なのに荀早から王騎、廉頗将軍らは一騎打ちを避けたとの話に納得できなかった。信の直感が閃く。
避けたのではなく相手にされなかったんじゃねえのか?
>> ((・(ェ)・;))相変わらず信の直感て相手を知る点で冴えるよなぁ。。 はよう戦略面でそれを活かしてね(笑)。
その言葉に凱孟が驚くように信の顔を覗き込む。 それは思い出すには十分だった。
かつて王騎と戦った頃の記憶。遂に王騎は一騎打ちには応じてくれなかったのだった。 王騎は言う、貴方は赤ん坊のまま猛牛になってしまった、困った人ですと。無邪気に一騎討ちと言われても割に合わないんですよ。そう言って王騎は下っていった。騰も王騎のマネゴトをしてさがっていく。去り際に王騎はぶつけ合うものができたら、いつでも殺ってあげますよと言い残して…。
王騎の台詞を思い出した凱孟が信に貴様も“夢”だ“想い”だのと戦を美しいものに仕立て上げるバカ者かと悔しそうに言う。⇒ ((ノ)゚ω(ヾ))ううむ、凱孟さんとは臨武君と武神さんをまぜっこしたような人なのか? 廉頗さんにも同じような感じで避けられたのかも。要はうざいと(汗)。。。
戦とは強者が欲望のままに弱者を屠る殺戮の場にすぎない。凱孟はそう言うが信は違うと否定する。⇒ ゚.+:。(・ω・)b゚.+:。秦王様、王騎将軍、麃公将軍と戦いの王道を学んできた信にそんな独りよがりの理屈は通じないもんね。 静かに否定する信。そんな信をみた凱孟は次に会うまでに儂の納得する答えを用意しておけぃと言い残して、剛刀一閃で退路を確保すると撤退した。
窮地を脱した信たち。ほっとするみんなだったが信はお日様が高くなってると見て、次の命令を出す。大分遅れたが俺達も呉鳳明本陣へ行くぞとさらに追撃に出るのでした。⇒伊達に戦をくぐってませんね、信は。追撃できることこそが強い軍隊の基本です。その場で勝って安心です、動けませんというのは戦では甘いことは戦史が示してますから。
作戦発動中!!! 呉鳳明本陣に敵襲の報が次々にもたらされる。
紫伯を倒した玉鳳隊が来た。 紫伯が倒されたのにはちょっと驚く鳳明だが、予備隊でからめとれと対応する。しかし…、
続いて録嗚未軍が来襲しているの報がもたらされ本陣の幕僚たちが動揺する。そして…、
やっと敵の予備隊が出てきたと我呂が言う。明らかに対応が遅いと先頭の華奢な隊長が言う。このために少し遅れたと。 よく言うぜと返す我呂。
飛信隊で呉鳳明の首を取るぞ! 飛信隊最強の副官・羌瘣が率いる軍が呉鳳明の本陣へ迫るのだった。
( ̄◆ ̄;)凱孟さん生き残り組か。。。なぜか武骨一辺とうキャラに好かれる主人公です。
【問】さて、呉鳳明に一太刀浴びせる人は次のうちどれでしょう?
- 紫伯討ち取ってボロボロ王賁
- 魏火竜なしの役得で後で威張りたい録嗚未
- 三方面で最も武力チートの羌瘣
- 直感働かせて第四方面に出る信
- 全て予定通りと合格点確保する王翦
(・∀・)ニヤニヤ さて誰になるかな
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- 信伝キングダム 587(2025.05.14)
コメント
CIC担当殿、コメント万歳であります。
>艦これの夏イベント
盆休みは論語講座セミナーに言ってました。艦これ、コミケは小事だった。
>あの馬鹿王である安釐王が主君じゃ、無理だったんですかね。やっぱり。
>やっぱり、主君は大事ですね
この頃の魏国は斜陽に入ってましたからね。最後の英雄だった信陵君は死んじゃった。秦と戦い抜いて兵は強いでしょうが王様がだめならアカンでしょう。職人が優れていようともそれを活かすのは棟梁(頭領)ですからね。栄光を捨てた国はそんなもんです。俺達国民は何のために生きるかを目標に掲げるのが主君であり組織の長ですから。
>「世に生を得るは事を成すにあり。」
栄光に生きた土佐脱藩の志士ですな。要は叶えたい事にどれだけの人の世界があるのかってことなんですよ。自分の願いだけなのか、自分以上の事なのかと。
>早く、将軍になった信が見たいですね。
全く同意ですね。400話を過ぎてもまだまだそうな気がする。それが良いとも言えますが(大笑)。
投稿: うしつぎ | 2014年8月31日 (日) 11時23分
こんにちわ。
仕事をしつつ、艦これの夏イベントでミッド
ウェーの激戦をどうにか制してミッドウェー
島を確保したCIC担当です。
>王騎の台詞を思い出した凱孟が信に貴様も
>“夢”だ“想い”だのと戦を美しいものに
>仕立て上げるバカ者かと悔しそうに言う。
凱孟って、戦場にある種の空しさとか悲し
さを見出した武将なのかもしれませんね。
連載で見た時に、強くそう思ったんですよ。
信の言う通り、実力が本物なのですから、
血生臭く弱肉強食の戦場にいながらも、魏
を更なる大国にするとか、何らかの夢を持
った上で戦場でその武を振るっていれば、
王騎や廉頗も相手をしたと思うんですよね。
あの馬鹿王である安釐王が主君じゃ、無理
だったんですかね。やっぱり。
そんな凱孟にこの言葉を贈りたいと思いま
す。
「世に生を得るは事を成すにあり。」
うしつぎさんなら、誰の言葉かご存知かと。
廉頗は、当時の主君の孝成王が、駄目駄目
な人でしたけど戦場こそ己の生きる場所と
見出していたから、王騎も相手に不足なし
と見ていたのかもしれませんね。
国王が悼襄王になった時は、完全に愛想を
尽かして趙を出て、挙句に楽乗まで国を出
ましたな。
やっぱり、主君は大事ですね。
さて、政は信以外の若い世代や他の将軍に
も中華統一の夢を抱かせる事が出来ますか
な?それが出来るかが、政の大仕事になり
そうですね。
>飛信隊最強の副官・羌瘣が率いる軍が呉鳳明
>の本陣へ迫るのだった。
武勇では、信にも決して劣らない羌瘣率いる
精鋭が呉鳳明に一太刀浴びせられるか楽しみ
ですね。
>【問】さて、呉鳳明に一太刀浴びせる人は次
>のうちどれでしょう?
また、難しい問いを(笑)。
王賁、録嗚未、羌瘣、信。
ボロボロでも、その精神力と鍛えぬいた槍は
侮れない王賁。
王騎と共に、数多の戦場を駆けてきた録嗚未。
刃を交えた者は、問答無用とばかりに首を宙
に飛ばす羌瘣。
下僕から数多の激戦で功を挙げ、5千の軍を
率いる将になり天下の大将軍を目指して、日
々成長する信。
誰も、呉鳳明に人達浴びせることが出来そう
なんですよね。
ただ、王翦の動きが非常に気になる…。
援軍の要請が来ると読んでいたのに来なかっ
た事で、どう動くかが全く読めません。
とにかく、得体がしれません。
ああ。
早く、将軍になった信が見たいですね。
王騎の矛を携え、長きにわたり戦場を共に
した愛剣に廉頗から贈られた亡き輪虎の刀
を帯びて、数万の軍を率いる信の姿を。
その時には、本能型の将軍として軍を操り、
武功を挙げられるようになって欲しいです。
投稿: CIC担当 | 2014年8月25日 (月) 18時45分