守るものは

キングダム第４３５話

＃「反乱の終着点」　
　“毐国のやつらがしくじっただぁ。”　（媧燐）　蒙武連合軍〈玉鳳、録嗚未、楽華含める〉と一戦交えていた楚国遠征軍の大将・媧燐は秦国反乱失敗の報を聞いて苛立つ。　蒙武の坊ちゃんに折檻しようとしていた媧燐だが直ぐに楚軍を撤退させる。　参加していた項翼、白麗は優勢のまま撤退する命令に怒るが、本陣がさっさと撤退してると聞いて仕方なく命令に従う。

　楚軍撤退を見る蒙恬、王賁、録嗚未。　

　楚軍退却を見て蒙恬は毐国と楚軍は連携していたと確信する。王賁もそれに同意する。　録嗚未が疑問に思い、国でもない毐国に楚が軍を動かすのかと言う。　それに対し蒙恬は今回の毐国反乱はそれどころじゃない、秦国を揺らすほどの事があったのだと答える。　王賁は呂不韋かと口にする。その言葉に録嗚未も腑に落ち、蒙恬は沈黙でそれに同意する。　秦国はこれから新しい時代に入るぞ。蒙恬はこれからに向かい、王賁にそう言うのだった。

「死に場所を間違えた男は哀れなものよ。」

↑(;;;´Д｀)ほんと、嫪毐がこれですわ。。。

嫪毐は咸陽に送られ全てを自供した。自分が呂不韋に嘘の宦官として後宮に入ったことから反乱を起こしたことまでを。だが、玉璽偽造を太后璽と一緒に自分の命令でやったと嘘の供述をしていた。　

　そして、嫪毐は秦国で最も重罪の者に課せられる車裂きの刑に処されようとしていた。

　白衣の嫪毐は地に座らせられ頭は下げられる。その光景を咸陽にいる貴族たちや後宮の者達は憎悪の目で見ていた。⇒あんたたちは死にかけたんだもんなぁ…。　間もなく反逆罪として処刑されようとするその場に、茶番は止めろと憎悪の空気を破る声が入った。

　太后さまｷﾀ━━━━(￣○￣;)!━━━!!　　驚く昌文君が抑えようと衛兵に命じる。処刑台に上る嫪毐を目の前で見ながら語る。　そいつは反乱なぞもくろめる男じゃない、気の小さい男だ。そんな奴にこんな大それた事が一人で出来る筈がないのは誰だって分かっている筈だろうがといきり立ちながら喋る。　　反乱を起こしたのは私、その男を車裂きにするならこの私を車裂きにしろと怒声を上げる。　衛兵が駆け付けるが太后の気迫になかなか近寄れない。さあ、やってみろ政と大王様我が子の大王様に向かって私を殺せと叫ぶ。　嫪毐も戸惑う。しかし…、

　できませんと大王様はその訴え（？）を斥ける。此度の反乱首謀者は嫪毐です、母上ではありませんと模範回答を言う。　貴様ぁ、政と太后はますます怒り、衛兵たちも必死に其の激情を抑えようとする。

“　ならば、殺すのか？　私と嫪毐の間に生まれた二人の子供も奪われるのか？”

←Σ(￣ロ￣lll)まさか、この顔をキングダムで三度見ようとは。。。。 嘗て希望が絶たれたあの時の再現が行われるのかと太后は我が子である大王に問う。　子供がいるの言葉に向氏や貴族たちに動揺が広がり、昌文君が舌打ちする。

　大王様は二度とこのようなことが無いように国家の禍になる火種は完全に消さねばなりませんとこれまた模範回答をする。　これには向氏が驚く。　嫪毐は人知れず涙を落す。我が子から突き付けられたその回答に・・・

ザ・ワールドぉお！！
……(ﾉﾟοﾟ)ﾉﾐ(ﾉ _ _)ﾉ

太后様の土下座ぁあああ!!! その場にいるみんな全てが凍った。

　それを見ていた呂不韋が悲しそうな顔で美姫と呟いていた。⇒　お前のせいだろうが！o(ﾟДﾟ)っ　まだ問罪されてないの？

(￣○￣;)!思わずジョジョネタを被らすほどのビックリ回でした。。。。