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雄飛の刻

キングダム第438話

 母を塔に幽閉した政。傷心の政は気を晴らそうといつもの城壁の場に足が向く。そこには…、

#「雄飛の刻」

(。>0<。)その存在が心を洗い、絆が夢への矜持を強固にする。 信が笑顔で政を迎えていた。 まさかの友の顔に政もさすがに驚いた。 脇腹の傷は思ったより深手でまだ咸陽に残って休んでいたのだった。⇒OH、隠密仕事が理由でなくてよかったわ。

 いつもの場所でいつもの心地で立つ二人。信が俺が寝ている間に母ちゃんといろいろあったみてぇだが大丈夫かと声をかける。 政はその言葉を聞いて、もう大丈夫だと答える。そうかと信が相槌を打った。 

 信は呂不韋が生きているのは後処理に手間取っているのかときく。政はその通りだと答える。 政は詳細を話す。
 国の有力者の半分が呂氏派だったのでどう扱うかじっくりと精査する。李斯ら四柱を始め有能な者達をとりいれなければ国力が半減するためだと。 そこに太后という長を失った後宮勢力も加わり、やることが山積している状態。呂不韋本人を裁くのは半年以上になるかもしれないと政は余さず信に伝える。 半年もかかるとの政の言葉に信はしょうがない、打ち倒した相手はそれだけでかかったって話だと感慨深く言う。信の言葉に政も頷いた。

(´;ω;`)ウウ・・・全てが始まって七年、感想を続けて438話。。。 七年と信が言葉を継ぐ。漂がお前の替え玉として命を落としてと夢の始めから語る。政も漂の友と身の程をわきまえぬ大望を思い出す。
 黒卑村のボロ小屋での出会い、チンチクリンのテンとくたびれまくった昌文君のおっさんだけが味方で逃げ回っていた頃、今思えば絶望的な旅団だったと信は笑う。 なのに山の民でつかまったお前のとんでもない発言(中華を統一する最初の王になる)、あんな状況下で何を言っているのか、俺より大馬鹿がいると思ってたと。 そこはちょっと睨む政だった。
 だが竭氏、成蟜の反乱を鎮めたお前はそこからも度重なる窮地を真正面からぶつかり乗り越えて普通の王じゃないことを周りに示していった。特に蕞でのお前の言動には正直何度も鳥肌が立った。あの時、俺は確信したんだと言う。
 信は政に初めて会った時、俺はお前に王なんて誰でもいいって言ったのだと。無論、忘れる筈がない政。信はあれは俺の間違いだ、誰でもよくはない、王こそ大事なのだと確信したと。⇒ ( ・∀・)つ旦~~うしつぎはあの時の言葉も今回のその言葉も間違いと思いませんな。それだけ信が見てきた世界が広くなった所以なのさ。

 お前しかいない。中華を統一して戦国を終わらせる王はお前だけだと政を鼓舞する。それを受ける政は皆の働きのおかげでようやくその船出を迎えることができると気持ちが前に向く。 
 それでも政は呂不韋風に言えば“苦痛の時代”の幕開け、国内統一でも数え切れぬ程の犠牲と苦痛であり中華となれば其の比ではないだろうと一抹の不安を吐露する。
 勿論だと言う信だが、これで秦国内の争いはこれでなくなったと言う。 そういうことだ、それに苦痛しかなかったわけじゃないと政を慰める。 その結果は苦痛を無駄にしないぞと励まされ、政はようやく傷心を癒すことが出来た。⇒ ( ´;ω;`)ブワッ 蕞攻防戦以来の信くんの大王様への癒し(*^ー゚)bグッジョブ!!

ψ(`∇´)ψアフタービフォア―ウォー15th

 実はすでに昌平君と中華制覇の絵図作りに着手していると政は信にその戦略について教える。 昌平君が練りに練って算出した“十五年”という恐ろしい数字があると政は言う。十五年に信は見当もつかない。政は続ける。

 敵国を撃ち滅ぼすには秦国も一丸となってぶつからねばならない。合従軍襲来の時のように高い士気と集中力、折れぬ心を持った国家総動員の総力戦をする。その極限状態を維持し耐えられる限界期間が十五年だと。つまり…、

 これから十五年で六国全てを滅ぼし中華を統一する

仰天の国家戦略キタ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

 極限仰天する信の言葉を遮り、政は昌平君も俺も本気でやるつもりだと答える。まだ一国も落としていないのに十五年で全部をかとあえて聞く信。そうだと事もなげに政は答えた。 

 動転の信はちょっと待て、こんなセリフは好きではないがそれは無茶だと反駁する。それは前線にいる俺達の方が分かっていると。しかし、政は今のままでは無理だと言いつつも、これから秦軍強化のために内政から変えていくと策を明かす。
 人材登用法から見直して国内外の野に埋もれた才能を拾い上げる。さらに国庫を大きく開いて兵・軍馬等を増強して秦軍を倍の規模にする。そして、ゆくゆくは秦の六大将軍が復活すると政は宣言する。 仰天する変化に信も動転しきりになった。 

 政は言う、お前はそこに割って入り必ず六将の一席を掴みとれと。 また新たに友との約束を与えられた信。いよいよ待ったなし雄飛の刻だと政が宣言すると、信は夢に向かい雄たけびを挙げるのだった。

Photo 極大レベルアップして新たな目標キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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