あと一つ
キングダム第439話
#「六将の行方」
趙国の国境の地「曹州」に昌平君の指令により飛信、玉鳳、楽華の三隊が合流する。 趙軍も国内から軍を派遣する。曹州で両軍は膠着状態になった。
六大将軍復活について信、蒙恬、王賁が語り合う。 蒙恬、王賁に信は大王が六大将軍を復活させることを教える。六国を滅ぼす新たな六大将軍に蒙恬は汗をかく。
六将の席を手にする六人は誰になるのか? 信が蒙恬に問う。 蒙恬は現在二人いる大将軍、蒙武と騰を挙げる。今や秦国史上最強と目される蒙武、未だに力を見せていない騰の二人は確定だろうと。
残りの四席についても最も近い将軍は王翦と桓騎の二人。六将級と以前から言われている二人ならばいずれは確定すると。 残る二席が空いていると言う蒙恬が殺し合いでもするかねと冗談を飛ばす。 信はその二席を狙っているのは俺達だけじゃないと反論する。
録嗚未や隆国らもいるし、他の軍にもちらほら名の通る将軍だっている。六将がいつ復活するのか分からないが、その時にまで大将軍級になってなければ候補にもならないと信は言う。 おれはこの曹州で今まで以上に飛ばすと言って陣地に戻ろうとする。 愚直だねと蒙恬が黙っておいて出し抜けばいいのにとからかう。 そんなしょうもないことをして何が天下の大将軍だと信が吼える。 あと二席かと蒙恬が口にすると、最後に王賁が普通に俺と蒙恬だろうと〆る。 それが聞こえた信が王賁に怒鳴るのだった。 去り際に蒙恬が信に一言教える。
今回は囮。 自分の陣営に戻った信は曹州攻めが囮だと伝える。蒙恬から総司令の作戦は趙の曹州ではなく魏の衍氏城だと教えてもらった。
貂が分析する。 曹州に秦、趙、魏軍が集結してるため衍氏城に隙がある。しかし、この攻略の前段階は十分だが、本命の衍氏城を落す軍がどこにもいないと。 蒙恬が言うには王翦軍が南下するのかと思ったがそうでもないらしいと。貂も同感で巨城である衍氏城をどうやって落すのかと分からなかった。
!(・oノ)ノ本命は…。 作戦計画を知った昌文君と政は流石に驚く。まさかあの軍を繰り出すのかと昌文君は意外の感だった。 政も同感だが、それだからこそ敵国は分かろうはずもないと作戦の成功を確信する。 早くも秦国軍の変容を見出されることになりますと昌文君が言えば、政は列国にこちらの手札を見せるのが早い気がすると言うものの、これも昌平君の作戦の内なのだろうと総司令の手腕を思う。 その昌平君は一人で自室から彼方を見ている。
∑(=゚ω゚=;)五日後、衍氏城陥落!!
捷報を聞いた信が驚愕する。 貂は魏軍は大慌てで奪回に動き出し、こちらも防衛に当たるべく飛信隊に衍氏城に入って防衛するようにの命が下ったと言う。玉鳳、楽華もすでに動いているので直ぐにここから動くと貂は信に告げる。 信は慌てて不落の衍氏城を誰が落したのかと問うと、貂は苦笑しながら知ったら驚くよと答える。
衍氏城に来た飛信隊。 城壁には見たこともない旗が上がっている。城中から音が鳴り響き、望楼は悉く破壊されていた。 誰だかわからないまま信たちは衍氏城に入城する。そこにいたのは…。
端和様キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
山界の女王・楊端和であった。勿論、タジフやバジオウら山界軍の面子も揃っていた。 衍氏城を山の民が秦軍として急襲し、陥落させたのだった。
援軍御苦労、信五千将と端和は信に挨拶をする。 蕞の一件以来の再会に飛信隊は驚く。 しかし、貂は楊端和は蕞の一件で秦国から大上造の爵位をもらっている、大上造とは大将軍に比肩する爵位だと。
また一人、六将に近い将軍が新たに現れたと信は武者震いし、さらに闘志を燃やす。信を見たシュンメンやバジオウは何で吼えているのかと疑問に思っていた。
衍氏城陥落、山の民の秦軍編入の活躍に列国が大いに衝撃を受ける。 しかし、南の大国「楚」の大事件はそれ以上の衝撃を与える。
戦国四君最後の一人・春申君暗殺であった。
これで六将って揃ってない??
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