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終わりと始まり

#500「進軍路の兵達」

王翦将軍を総大将に桓騎、楊端和の三軍が黒羊に向けて進軍する。

 

 趙西部前線の武白城。 趙国宰相・李牧がそこにいた。

 続々とくる伝令から、王翦・桓騎・秦西部山民族の王・楊端和による三軍が黒羊に向かっていると報告を受け取る。
 傅抵が蕞を救った山の民の軍を思い出す。三軍に驚くカイネが李牧に振り向く。舜水樹が兵数を尋ね、伝者は二十万と答えて、また二人が驚く。

 李牧は趙西部攻略が長期化になると気づき、この一戦にかけた昌平君を賢明と褒める。褒める李牧に傅抵が不満で曲者揃いの三軍と警告する。 逆に舜はこれをくじけば正に秦には大打撃になる好機だと見る。 一大決戦になるとカイネが緊張してくる。 しばし考える李牧は…、

 「邯鄲の扈輒将軍の出陣を依頼する使者を」出すようにカイネに命じる。 驚くカイネに傅抵も「王都の守護神」まで西部にと増援に驚く。
 李牧は敵は今放てる力のすべてを出してきていると言う。 ならばと舜が紀彗将軍もと意見する。李牧はすぐに採用し、カイネに紀彗を本陣に呼ぶように併せて命じた。 馬南慈が面白くなってきたと大戦に血が騒ぎ、揉み手をする。
 傅抵に李牧は後方の郭城から一万の兵を引っ張ってくるように命じる。舜は皆が集まるまで最前線で情報を集めますと李牧らに告げる。李牧が敵の兵糧の量と流れをしっかりと追うようにと助言する。

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 飛信隊進軍中。 信は王騎将軍の矛を片手に馬上で機嫌よい。 そんな信に渕副長が貂を探しに声をかける。 機嫌よく浸っている信は邪魔され怒る。 不機嫌になった信は貂は後ろにいるとぞんざいに答える。

 後ろの楊端和軍で山界の王と貂は馬を並べて話し合っていた。

貂は戦略上ではある程度は自由に動くから、細かい戦術ではこちらを中心に置かないでと話す。 端和がこんなに早くそれを言いに来たのかと優しく言う。 貂は頷く。 端和は大丈夫だ、お前たちはそう扱えと聞いているからと答える。 既に分かっていたと聞き、貂は少しばつが悪そうになる。

お前達は大きくなったものだと端和は貂に話す。驚く貂に端和は最初はお前たちはたった三人で私に会いに来たのだったと最初の出会いのことを話題に出す。 貂は四人、壁もいたよと返すと端和もああ、そうかと思い出した。 別の場所でくしゃみする壁。

⇒ ∑(=゚ω゚=;)・・・

 貂はあの時はまさか自分もそうだけれど、政も信もこんな風になるなんて夢にも思わなかったと言う。 

「俺は中華を統一する最初の王になる」   しかし、楊端和はあの時の政の目を見てここまで来ると思っていたと感慨をこめて言う。 
 そうなんだと端和の慧眼に貂は嬉しくなる。だったらいよいよと先の事に思いを馳せようとすると、何かが貂の目に留まる。

 桓騎軍に追いついてしまう。 貂はあれだけ間を空いて北道に入ったのに追いついたので、桓騎軍が遅いと苦言を吐く。 しかし、端和は桓騎軍が遅いのではなく、お前たちが速過ぎると言う。 驚く貂に楊端和が話し始める。

 肩の力を抜けと言う端和。 鄴攻めを知る中でお前と昌文君が一番力が入っていると忠告する。その不自然さは下の兵にも伝わり、敵にも伝わる。

 鄴攻めは黒羊から西部攻略と敵に思わせ、敵主力を西部に固めてから、途中で進路を変えて一気に王都圏にまで侵攻する。
 しかし、敵が西部攻略が嘘と気づけば王都圏が固められて近寄ることもできなくなる。つまりは序盤戦はどこまで李牧を欺けられるかにかかってるのだと。

 故に急ぐのは進路を変更する時からで今は過度の緊張感を出すべきではないと。いつもと同じ気配を装え。これほどの大軍では敵の間者が必ず紛れ込む、相手はあの李牧、戦は既に始まっているぞと助言する。 楊端和の気遣いと助言に貂は感謝する。⇒ (´Д⊂グスン王都奪還戦以来、ここまで作戦を語り合える距離になったのだなぁ。。

秦軍兵糧中継地「金安」。 黒羊まで五日の距離。

 楊端和の見立て通り、間者は兵糧運搬係にまで入り込んでいた。 その内部からの報告もまとめている舜水樹。 
 報告から秦領内から続々と食料が運ばれる。「隆火」「金安」に食糧が集められ、そこから黒羊まで車の列が連なっている。内部からの報告と合わせても五十万石以上もの食糧が黒羊に送られているという。

 舜水樹は食糧五十万石以上ならば兵は二十万前後、それを黒羊に入れるならばやはり黒羊から三方面同時展開だと判断する。 舜はその判断を意見として李牧に秦軍は黒羊を本腰を入れて侵攻してくると報告する。

 し か し ・ ・ ・

 三か月前から作られた金安にある地下施設では集められた兵糧を一旦出して、土と材木で重さを合わせた偽装俵が大量に作られていた。

 黒羊に送られている俵は偽装俵であり、食料はこの金安に着実に蓄積されていた。秦軍の仕掛けは既に始まっていたのであった。

Photo∑(=゚ω゚=;) 端和様のお話で読破の質を問う。

連載紙の子供三人に前にあったなと思う人は浅度

そんなのあったかと思う人は中度!!

 そして…、 

首枷させてたでしょとツッコミ入れる人が深度!!!

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