第33
#33「糸の誓い」
薩長同盟成立から二日後、寺田屋で竜馬が幕府の役人(取り方)に踏み込まれる。
風呂に入っていたお龍が外の様子を察していち早く知らせてくれた。寝起きが悪い竜馬だったが、大人数の役人相手に手持ちの銃(高杉晋作からもらったとか)と護衛役の長州藩士の奮戦で抵抗する。
お龍は薩摩藩邸に駆け込んだ。門番が開ける。藩士が女が何事かと問うと、西郷さんに会わせてくれと嘆願する。受け継いだ半次郎がすぐに西郷の部屋にお知らせする。
驚いた西郷の目がすぐに据わった。





薩摩入り二回目の竜馬。西郷家に来るが先にお龍が来ていた。そこに吉之助が来たので愛人作ったのかと家族が色めき立つ。留守居の長たる吉次郎が切れてお糸さんがいるのに何事かと吉之助にくってかかってしまった。 誤解じゃと吉之助はすぐに説明して、事なきを得た。
京では大久保が大義なき勅命は勅命たりえないと突っぱねる。聞いていたひー様が大久保がぁと怒る。
その長州征伐に親征する筈の将軍家茂はなんと病で倒れてしまっていた。
だが、ひー様は長州許すまじ状態である。


薩摩では新婚旅行を堪能した竜馬夫妻が西郷家に帰ってきた。同じ頃、藩では国父様が英国公使パークスをもてなすことに決める。 その事を西郷家に戻って吉之助は竜馬に話す。 危うい橋じゃ、その手立て考えたのは西郷さんじゃろと竜馬も薩摩藩が本気に支度していると知る。


民をないがしろにする幕府ではもう駄目だ、それはあなたの英国とて同じ思いでしょうと。この薩摩が、西郷が身に替えて天子様の元にまとめますと言う。言い切る吉之助の言葉にパークスはやっと交渉相手が見つかったと答える。 早速、パークスは西郷にナマコは食べられないと言う。接待に注文ができる話し相手に吉之助は握手する。
西郷家に帰ってきた吉之助。 そこには竜馬もいる。そこに小松がやってきた。 いよいよ戦になると。 長州は最新式の武器を揃えられたから負けるはずが無いと小松は言う。だが、戦は何があるかわからない。そのためにも詳細を知りたいと思う薩摩の二名。 そこに竜馬が儂を下関で下ろしてくれと言ってくる。ちょっと戦をみてみると。 吉之助は竜馬に感謝すると同時にきをつけてくれと言葉をかける。
明朝、竜馬はお龍を置いて下関に向かう。見送るお龍が糸にお互い難儀な男に惚れたと話す。 その後、妻として支えると誓う糸の見送りで吉之助も天下の政の戦場に行く。
( ´・ω・`)いよいよ時代の転換期に入るのか。。。
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コメント
諸葛鳳雛殿、コメント万歳です。
将軍家茂は大の甘党だと言われてますね。悪口なら凡庸ですがどっかの藩主の父と異なり他者の言葉を聞いてから判断するタイプのようです。当薩摩藩主といい、長州藩藩主もそんな人物像ですね。 リーダーシップとは当人の戦略構想力に左右されるので幕末では相当にランクが高いんでしょうな。
>負けてしまうんですよね。
負けます。武家世界では負けは死に等しいので親征にしたのはひー様アウトですよ。幕府の威信は更に落ちました。
投稿: うしつぎ | 2018年9月 6日 (木) 20時47分
うしつぎさん、こんばんは。
龍馬の銃って高杉晋作からもらったんですね。
左手(?)を切られたんでしたっけ。
京都では大久保が幕府の出兵要請をはねつけます。
家茂が病気で横臥しています。
甘いものが好きで虫歯が原因だったと聞きました。
吉之助が龍馬と相談してイギリス公使パークスを
もてなします。
久光がパークスを怒らせてしまったので、直談判に。
信頼を勝ち得ます。
ナマコは外人には苦手そうですね。
第二次長州征伐勃発。
士気の低い幕府方がこれに負けてしまうんですよね。
投稿: 諸葛鳳雛 | 2018年9月 3日 (月) 21時48分