« 去りゆく名画 | トップページ | 第47話 杏はうまい まつのした »

第46話 杏はうまい まつのした

大阪の陣

 

 大阪の地図を描く家康。筆で書かずにペンシルという三浦按針がくれた筆記用具で書いていた。→✏️『へうげもの』でも登場したペンシル。興味深そうに見ている阿茶。 お千も絵が好きであったと家康は孫娘を思う。

 

 大阪城では大野治長と秀頼が今後の戦略について話ながら碁を打っていた。話が理解できない千は義母に問う。淀君は豊臣の世が蘇るのだと答える。

 

 幕府は方広寺の銘でもめる。放置すれば幕府の権威は失墜する、かといって幕府が行動を起こせば民心が離れる、見事なものだと黒い正信が褒める。
 流石に息子・正純が咎める。

 将軍としても容認できず顔が厳しい秀忠。阿茶も大人しくしておれば安泰なのにと苦言をたれる。

 

 大阪から片桐且元が詫びの使者でやってきた。家康は幕府は此方の三つの求めに応じよと言う。 大阪に戻って復命すると淀君は到底受け入れられぬとお怒りぶちまける。

 片桐はそれでも食い下がろうとするが、大野は片桐はあちらに尻尾を振るのですかと言い返す。片桐はこうなると分かってあの文字を刻んだなと大野をにらみ返す。
 戦にしたくない片桐は秀頼に取り次ぎを引き続き任せてくださいと申し出る。秀頼は片桐を外す気は無く、まずは屋敷にて休むが良いと労う。

 

 寝所で秀頼に千は片桐様を亡き者にするのですかときく。黙する秀頼。秀頼は妻に徳川から天下を取り戻すのが正しき道なのだと話す。家康の孫、秀忠の娘であるそなたに危害はないから安全、大丈夫だと言うのだが・・・。

 戦支度と酒宴の大阪城。どこぞの常真院さんがのたまわっている。酒宴から外れた常真院は怯える千に大丈夫、得意なのは和睦だと自信じみて言う。たまらずに千は片桐のことを話す。

 

 千の母・江は秀忠に戦の指揮をおとりなさいませと言う。秀忠は父は千を殊の他大事にしているからと慰める。しかし、江は戦となれば鬼にでもなれるお人です、姉の淀も一歩も引かない人ですから心配が募っている。

 

 そして、片桐が大阪から逃げたと幕府に報告が来た。常真院と片桐は伏見にいて五徳様が庇護していると。家康は我らと話ができる人が大阪から居なくなったと外交打ち切りを理解する。
 幕府から諸大名に大阪攻めの兵を集めよと家康は正式に命じた。そして、正純に大砲の用意も命じる。

 

 「信長秀吉と同じ地獄を背負いあの世へ行く、それが最後の役目じゃ」 松平時代を知る本多正信に老人がこんな鎧着て笑われんかのうと言う。
 戦に出たくない正信は体を揺すって痛がる素振りを見せるが、儂もあちこち体が痛いんじゃと従軍拒否を許さない。

 秀忠様が戦の指揮を執ろうとしているから任せてはと言うが、家康は戦を知らぬと断る。 戦を知らない、戦を知らなくて良いという家康。

 

 大阪の陣が始まった。

 

 初戦は全て豊臣側が負けていた。それでも籠城して抗戦する秀頼。

 しかし、前田五千が倒される。やったのは真田幸村信繁の真田丸。→父祖三代(兄入れたら四代か)戦上手伝えているのは戦国武将中で真田家唯一でしょう! 

 真田丸の勝利で勢いづく大阪方。大野が我々は戦い続ける、家康の死が訪れるまでと士気を鼓舞する。

 

 史実通りに阿弥陀仏を書きまくる家康

 正純に大砲発砲を命じる。秀忠は顔色が変わり、あれは脅しではと問う。だが家康は僅かな犠牲で終わらせる、身内のためにより多くの者を死なせてはならないと。

 

 💣大砲! 🚩指揮は本多正純。 秀頼を狙うべく天守に向かって大いに放つ。 だが天守にはいなかった秀頼。

 

 秀頼は女達を天守に逃がす。→(⊙o⊙)え!! 淀君ら女達は天守に上って逃げていくが大砲が届いている。→砲身にらせん無いのによく届くなぁ。。。

 

ちなみに三浦按針の祖国・英国では海の合戦で大砲を効果的に運用したことで海軍大国にのし上がった

 

 落ち着けと言いつつも心臓がバクバクしている淀君。すると動かずに腰が抜けている人物を見つける。なんと千だった。

 

 💣💣💣撃ちまくる大砲。遂に溜まらずに秀忠が止めて下さい、こんなの戦では無いと父の胸ぐらを掴む。だが家康は止めない。

 この世で最も愚かで醜い人の所業が戦なんじゃと教える家康。だが😭。

 

 砲撃で天守が崩れ落ちようとしていた。だが千は腰が抜けている。 そして、天守が崩れ落ちた。

 どうすることもできない千は助かっていた。義母が身を挺して庇っていたのだった。倒れた義母を必死に呼び覚まそうとする千がいた。

 

Photo

 

豊臣の子らよと言っている淀君に某漫画を思い出した。救世の志は天地の開きがありますがね(笑)。

| |

« 去りゆく名画 | トップページ | 第47話 杏はうまい まつのした »

時代劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 去りゆく名画 | トップページ | 第47話 杏はうまい まつのした »