信伝キングダム 600
#600「十四日目の夜」
一体 何が 起きているのだ・・・・・・
龐煖、楽華隊で暴れる。 副官の爺が斬られていた。地べたに倒れる爺の目には武神が自分たちの隊を散々斬り払っている姿であった。文字通り空に飛ばされる仲間の首、胴、得物の数々に武神は苛立っている。為す術無く殺されていく楽華隊たち。 斬られて動けぬ爺は蒙恬様のことを考えていた。
産まれた蒙家嫡男を爺が自ら抱きしめて蒙武様に祝福を捧げた。その可愛らしい嫡男を父親・蒙武は爺にお前が面倒を見ろと自ら命じる。驚く爺だが蒙驁も爺の肩を叩きそれを追認してくれた。
💓自分が幼い蒙恬のおしめを替えて世話をする度に愛おしさが増す。
成長し蒙恬は弟・蒙毅と共にわんぱくであった。爺の寝ている所に取ってきた♋蟹をばらまく。飛び起きた爺に笑う蒙家の二人の子供達は次は蛇にしようと逃げる。蛇だけは止めてくださいと流石に爺が注意した❗
💕💋青年に成長した蒙恬は女の子にもモテた。気にいった女の子と付き合う蒙恬は約束さえお構いなし。太家の御長女との約束があったにもかかわらずに今の女の子との逢瀬を選んでしまう。爺が太家のご長女とのお約束を質すが、若殿は謝りに行っておいてねと爺にお願いする。流石に戸惑った爺だが、若はごめんね爺大好きと本音混じりでいなしてしまう。
蒙恬は爺に心から感謝していた。いつもありがとう、自分の子供が生まれたら一番最初に抱っこさせてあげる、大好きだと言っていた。
産まれたときから仕えてきた若殿を思いつつ意識が途切れかかる胡漸だが、強引に意識を取り戻す。この騒ぎで蒙恬様がここに戻ってきてしまう危険を感じる。
その前に・・・・・・この男を・・・・・・遠ざけておかねば・・・・・・ 致命傷を負っていた胡漸が立ち上がった!!
身体から血が吹き出ている副長が武神に向かって歩き出す。楽華の兵達が其れを見て仰天する。刀を引きずり・・・、暴れる武神の背に近寄り・・・、
💥何と龐煖の足を突き刺した!!! 背後からの痛みで武神がようやく気づく。 固唾をのんで見ていた楽華隊たちがまさかの出来事に更に仰天する。 失せろ武神と胡漸が呟く。名も知らぬ輩に身体を傷つけられた龐煖が怒りを滾らせた。
刀を抜き後ろに振り返る龐煖。💦楽華隊たちが止めろぉおと絶叫する。薄れ逝く意識の中で爺が若殿に出会えて本当に幸せでしたとの挨拶と、怒れる武神の斬撃は同時だった。
爺のありがとうの言葉が響いたのか、陸仙と軍議中の蒙恬が本陣の方向を振り返る。どうかしましたかと陸仙が問う。何でも無いと蒙恬は軍議を続けようとする。だが、何かしら不安が消えずに蒙恬は本陣の様子を見てくると戻ることにした。
🎤武神が秦左翼に出現したとの知らせが趙本陣に届いた!
将達は驚き騒ぎ出す。趙三大天龐煖自ら急襲されたのか、そういう御方だ、この佳境での参戦はなによりありがたいと様々で盛り上がる。それでも突然に姿が消えたとの知らせには、また山に戻られたのかと不安の声が出た。
だが、李牧は彼は山に戻らないと断言する。カイネは李牧様が呼ばれたのですか、三大天龐煖大将軍をときく。李牧は呼ぶも何もこの数年探しても居場所さえつかめなかったと答える。 龐煖は自らここに来た、決着をつけるために。 その言葉を裏打ちするように龐煖は傷のうずきに猛り狂っていた。 いよいよ役者が揃いましたねと李牧はカイネに話を振る。カイネは諾を唱えるが主の意中は計れなかった。
〈趙左翼〉
尭雲が趙峩龍軍の生き残り達に最後に峩龍は何か言っていたかと問う。生き残った殆どの無回答の中で一人だけがかすかに聞こえましたと答える。
死に際に飛信隊信に対して、後は尭雲様にとおっしゃっていたと。 尭雲の側近達には分からない。その言葉を聞いた尭雲は何か思い当たることがあったのか、そうかと答える。そして、明日は俺も出ると言う。側近達はその腕では無理ですと引き留めようとするのだが・・・。
秦右翼飛信隊で尾平が物音に驚き、敵襲かと音源に振り返る。そこに信が倒れていた。寝てなきゃ駄目だろうと尾平が信の肩を担いだ。信は決戦前夜だからお前らと飯でも食おうかなと思ってなと話す。尾平はだったら俺らが天幕に行くと答えるが、信は天幕は狭いからと返す。
🍔そこに貂が馬肉一切れを信に差し出す。思わぬご飯に喜ぶ信。 信がどうした、我呂の馬でも潰したのかと軽くしゃべる。💢聞こえていた我呂がお前マジでその手の冗談だけは止めろと本気混じりで言う。 貂は山利の馬がさっき死んだからと答える。去亥はだから山利に他より多く食べさせたとフォローする。🍴信もそれは当然と言って食べ始める。
信がここのいるのが珍しいと貂に言う。貂も信と同じく今晩はみんなと同じくここにいようと思っていたと答える。
そして、王翦将軍からも初めて戦略についての伝令が来たこと、明日の戦い方はできあがったことを報告する。
- 日の出と共に出陣して趙左翼を抜き李牧の中央軍へ橫撃せよ。
それと同時に王翦中央軍からも突撃をかける筈だと貂は言う。いよいよだぞお前らと信は皆に告げ、兵も応じる。 その頃、重傷を負っていた王賁が床から立ち上がり玉鳳隊の前に姿を現したのだった。
何故か余裕の李牧。爺を失った蒙恬は大丈夫なのだろうか?
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