信伝キングダム 612
#612「答えを持つ者」
😃久々にカイネが扉絵だ。。。
👣倉央軍副将・糸凌が猛進する。 気づいたカイネ隊だが糸凌の早さに追いつけなかった。このままでは李牧様の本陣にたどりついてしまうとカイネが焦る。歩兵をどかせ、味方の中をかき分けて進むのだが・・・、
糸凌隊は遂に李牧本陣を視界に捉える。カイネら趙兵は必至に立ち塞がろうとする。糸凌の兵達は一気に李牧の首をたたき落とすぞぉと更に士気が上げ、前進する。
♠武神・龐煖!!! 目にも止まらぬ大矛一振りで秦兵は痛みすら感じぬ間に斬り飛ばされた。敵も味方も圧倒的な個の武威に言葉を失う。
戦場に突如現れた武神・龐煖。三大天・龐煖だと糸凌は武功を狙いに挑もうとする。だが・・・、
龐煖は信から受けた傷が疼き、雄叫びを上げる!! 野獣の如き咆吼に人も馬も怯える。糸凌も愛馬キャパが怯えたので手綱を絞る。立て直した糸凌は龐煖に向くと・・・、
😠龐煖は趙軍に向かい李牧はどこだと凄まじい形相で聞いてきた。😵味方でも趙兵は震え上がり、すぐ後ろの本陣にいますとかろうじて答える。その時にカイネ隊が糸凌隊に追いついて戦い始める。武神と距離も離れ、奥深くで止められたので糸凌もやむなく退却する。
🚩✋趙本陣で龐煖は止められていた。部下達は恐怖で震えつつも一斉に少々お待ちをと口を揃えて言う。何をするか分からない龐煖の武に本陣は恐怖で凍り付く。業を煮やしたか龐煖の矛を握る手に力が入り、押し通ろうとする。 尚も止めようとする部下達。
一触即発手前で私ならここにいますと李牧が姿を現す。龐煖の姿を見て随分と苦しそうですねと言う。傷が疼く龐煖“答え”をもらいに来たぞと言う。聞こえた兵たちには分からない。 李牧は分かっていますと返す。
約20年前―我々が初めて会った時にかわした“約束”、その約束を果たす日が今日です。約束と聞こえた兵達は更に戸惑う。
そして趙軍の戦いも正に佳境、この一日で決着をつけて直ぐに鄴に向かわねばならない。食糧の費えた秦軍にとってもやはり今日が決着の日だと語る。お前らの戦いなど関係ないと龐煖ははねつけるが、李牧は大いにありますよと切り返す。
なぜならあなたは戦場で王騎に出会ったのですからと始点を突く。龐煖の殺気が増し兵が震える。龐煖は尚も李牧に貴様のと言葉を続けようとするが、李牧は龐煖に私は“答えに導く者”だったはずだと求めを拒否する。あなたの求める“答え”を今持っているのは、別の人間ですと導く。 李牧はあなた自身も気づいている筈、それが誰であるのかと龐煖に言う。
金毛軍[vs]秦右翼(飛信隊・亜光軍) 😞飛信隊は金毛軍に苦戦していた。李牧本陣がすぐそこに見えているが抜けなかった。戦っている去亥が動きが妙であることに気づく。
✋金毛軍は飛信隊の勢いはなんとか止めていた。金毛はこの軍には李牧様の直下兵も加わり、何よりも慶舎様の仇を討たんとする我ら金毛軍の士気は奴等を圧倒する。故に飛信隊が李牧軍にたどり着くことは無いと金毛は決意を更に固める。
✊そして、金毛は配下高月、多月に突撃を命じる。中央でへばっている飛信隊の首を取るために。奮戦している信だが新手に苦戦していた。軍師貂は尭雲を倒して士気の高さで押し込める算段が甘かったと認める。金毛軍が予想以上に強いが、ここをオレ達が抜かないと秦軍が勝てないと苦悩する。
戦力が足りていない・・・苦戦の要因を離れている亜光軍から大将代理・段茶と亜花錦は見抜いていた。
段茶は亜花錦にここの軍の半分を率いて飛信隊の援軍に行けと命じる。馬南慈は儂が止めると。亜花錦がここの止めは重要かつ大変だぞ、大丈夫かと問う。 分かっているわ、バカにするなと段茶が怒る。
だがあ奴らが抜けて李牧を挟撃できねば勝ちはない。ここは儂に任せて行けと念を押す。亜花錦は帰ったら倅になかなか立派な父であったと伝えてやると言う。段茶は勝手に殺すな、それに儂のところは五人の娘だとまた怒る。
行くぞ亜光兵 最後の稼ぎ所にして王翦軍第一軍の力 示す刻ぞ―――― 笑って亜花錦が亜光軍半数を率いて飛信隊の援軍に出撃する。後ろからの敵の援軍に金毛も顔が歪んだ。

武神との決着も近いか!
前回の女将同士の戦いは予想が外れた。 だが武神との戦いで信が挑むならば、残りの飛信隊を羌瘣と貂が率いて李牧軍を挟撃する展開もありそうだ。そうすればカイネと羌瘣の戦いになるかも知れない。
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